2013年6月25日火曜日

13/06/25の更新分 「空飛ぶ広報室」の最終回

日曜日、とうとうドラマ「空飛ぶ広報室」が最終回を迎えることになりました。

で、その最終回がまた良くってねぇ
おっちゃん、ちょっとウルッときちゃいました (^◇^;)


このドラマ、初回でビビビッ!ときて
そのままバババッ!とラストまで楽しませてもらったわけですが
(擬音ばっかりでアホみたいですね(笑))
このドラマにそこまで惚れ込んだ理由の一つに
サギ師・鷺坂こと、柴田恭平さん演じる鷺坂室長が
ムチャクチャ渋いって~のがあるんです。

オカメの世代だと
柴田恭平=あぶない刑事のユージという「すり込み」(笑)がありまして
今回演じられた役が、それに準じたというか同じ匂いというか・・・・
ようは重なって見えちゃったってことですね

製作側が意図してのことかどうかは分かりませんが
劇中で「関係ないね」ってセリフを出したときは
TVの前で顔面崩れっぱなしになっちゃったし (^^ゞ

話全体を大きく見ても凄く面白く
また、こういう細かい見所も満載で
今回は、ほんと凄く良いドラマを見せてもらい
製作に関係された方々に感謝感激雨霰なのです (●^o^●)


ところでラストの抱き合う二人を撮った写メ
まさに詐欺師・鷺坂の面目躍如(笑)
渋いキューピットのおかげで、更に気持ちよいラストになりましたよね

で、その時のセリフに「既成事実を作っちゃわないと~~」ってのがありまして
それを聞いた時にハッとしたんです
実は雑記帳のページ用に作っている絵なんかが
途中で止まっちゃっておりまして・・・・

このままだと自然消滅してしまう可能性もありますから


今回、そのプロローグ分を先行公開しちゃいます(汗)

一旦スタートしちゃえば
ラストまでもっていかないといけなくなっちゃいmすからね (^◇^;)


さて、なんか鷺坂室長を思いっきり褒めちぎる内容になっちゃいましたが




こりゃ~どう考えても無理っぽいですね (^◇^;)

オカメインコの翼(プロローグ)




いいことなのか・・・それとも悪いことなのか・・・わからない。

でも、多くの人間がそうであるように、
俺もまた、自分の生まれた国で育った。
そして、ごく普通の中流家庭に生まれつくことができた。



だから、金持ちの不幸も、貧乏人の苦労も知らない。
別に・・・・知りたいとも思わない。



子どものころは、空自のパイロットになりたかった。
ジェット(戦闘機)に乗るには自衛隊に入るしかないからだ。



速く、高く、空を飛ぶことは、何よりも素晴らしく美しい。
でも・・・学校を卒業する2ヶ月前
そんなものにはなれないってことを、成績表が教えてくれた。





だから・・・・モデラーになったんだ



う~ん、今回のネタはオッサンじゃないと分かんないかな (^^ゞ
知りたい方は「オネアミスの翼」で検索してください
っていうか、この作品って1987年の作品なんですけど
今見てもムッチャクチャ凄いクオリティーなんですよね

(`・ω・´)b 見てない方は一見の価値はありますぞ



2013年6月22日土曜日

13/06/22の更新分 辛坊治郎さんとUS-2

キャスター・辛坊治郎さんと岩本光弘さんが乗りこみ
太平洋横断中だったヨットが浸水、沈没してしまったとのニュースでしたが
海上保安庁と海上自衛隊が協力して救助に成功したそうですね

帰ってきたお二人が、早速取材を受けていました



救助と言えば、川原や海岸で酒を飲み
たすけてもらったレスキューに罵声を浴びせる輩


 夏の風物詩(笑)ですが
今年も出てくるんでしょうかねぇ (^_^;)

さて、辛坊さんのコメントは・・・・・

まずは迷惑を掛けた世間への謝罪
救助してくれた海保、海自への感謝
そして、救助された時に
「この国の国民であってよかったなと、本当にそう思いました」



う~ん、以前「イラクで捕まった3人組み」とは違い
こういう時に、サラリと静めてしまうコメントは
さすが超ベテランキャスターですね

ま、なんにしても二次災害等もなく
無事に終わって良かったよね、うん (^◇^;)

2013年6月16日日曜日

プラッツ JD-20 F-86Fコレクション・デカール 指示番号修正図

1/72プラッツ製デカール ”JD-20 航空自衛隊 F-86Fコレクション”
付属の図面にある番号の不備を直してみました。

JD-17コーションデータの図面と対比して番号を出しましたので
おそらく間違いないとは思うのですが、絶対とは言い切れません (^_^;)
そこは各自の自己判断&責任でお願い致しますね。



プラッツ 1/144 航空自衛隊C-46D輸送機 コクピット内の塗装

今回は2013年1月に有限会社プラッツさんから発売された
1/144 航空自衛隊C-46D輸送機 のコクピットをお題に上げたいと思います

さて、なぜこのキットのコクピットを取り上げたかと申しますと
前回、同社から発売されたインジェクションキットT-33と同じく
コクピットへの(色)塗装指示が全く無かったんです。

「ああっ?こんなマニアックな機体のキットを買うくらいなんやから
んなもん自分で調べりゃ~ええやんけ」という声も聞こえてきそうですが(笑)
やはり世の中マニアだけではないわけでして
そういうオカメみたいなヌルモデラーが何を塗って良いのか分からず
手が止まってしまうのをチョッとでも防げることが出来ればよいなぁ~・・・と

ま、そういうわけで今回紹介させて頂くことにありなりました(^^ゞ
ではC-46D・コクピットの塗装、スタートで~っす


まずはコクピットのパーツ構成から

写真のように一体成形のコクピットパーツに操縦輪が2つのシンプル構成
でもスケールが144と、かな~り小さいですいからコレで十分かな?

メーターパネルはモールドも無く、ツルンツルンのまっ平(笑)ですが
センター部に凸でセンターコンソールがモールドされており
スケールを考え、全体的な雰囲気でみれば、そう悪くは無いかと思いますね。

出来ればフロントのパネル用にメーター類を印刷したデカールを
付属しておいてくれたら最高だったんですけど
そこまで拘るのなら別売りのエッチングパーツを買えば?ってところでしょうか(^^ゞ

では塗装に入ります。

今回、色を調べるにあたり八方手をつくし・・・・・と言うのは嘘八百で
ホームページで情報を募集し、皆様のご協力により情報を得ただけでして
ここで協力していただいた方々にお礼を申し上げます。

さて募集をHPに載せたところ、自衛隊機キット情報の神(KWATさん)が降臨!
数枚の写真&情報を下ろしてくださいました。
それは1980年に発行された「世界の傑作機」からのもので
今回の塗装はそれを元に、オカメの主観で進めています。

ですから間違えている可能性もありますので
その辺りが気になる方は、自分でしっかりとリサーチされた方がよろしいかと・・・(^◇^;)
(実機も、各地に数機残っているそうですしね)

とりあえず得た情報からオカメが仕上げてみた状態が・・・これだ!
はい、ドン!



こんな感じで仕上げてみましたヾ(o゚ω゚o)ノ゙

シートの表面は黒っぽくてテカテカした感じのようで
合成皮革のカバーでも被せているように見えましたので
セミグロス(半光沢)ブラックで塗っちゃってます。

センターコンソールと操縦輪のシャフト部分は少し濁った緑色で
何か当時のジンクロ(さび止め塗料)っぽい雰囲気なので
それに合わせて54番のカーキグリーンを使用
しかし、操縦輪のハンドル部分のみはシートと同じくセミグロスブラック
少しツヤを出して硬い感じにしています。

フロアはそこらに転がっていたグレーにフラットブラックを適当に混ぜ
フラットベースを更に追加して完全につやを殺したもの
実機写真では、もう少~し黒に近い感じに写っていたのですが
質感の違いをハッキリさせたかったので、こんな感じの色で仕上げてみました。

あと、メーターパネルは表裏共フラットブラックの単色ベタ塗りです。
う~ん、やっぱツルッツルはチョッと寂しかったかな

でまぁ~こんな感じに塗りあがったわけですが・・・・どうでしょう?

比較用に単三電池を置いていますので、その大きさが分かってもらえると思いますが
物が凄く小さいですから、雰囲気的にはそう悪くないんじゃ~ないでしょうか
オカメみたいなヌルモデラーなら、これで十分なのです♪

よ~っし、じゃぁ~こいつを機体に入れて見てみましょう



( ;ω;)・・・・・・・・・殆ど見えないねぇ

ぶっちゃけた話、1/144サイズでガラスが小さい輸送機なんかですと
コクピット内なんて殆ど見えないんですから
単色ベタ塗りで仕上げちゃっても間違いにはならないでしょう
もし単色で仕上げるとしたら、オカメ的には
う~ん・・・やっぱフラットブラックがオススメってことになっちゃうかなぁ~
ここまで塗りわけ方の紹介しといて言うのもなんなんですけどね(笑)

ってなわけで、今回は迷えるモデラー用にコクピットの色を紹介させて頂きました。
プラモは人によって求めるレベルが違ってきますので
ま、今回のオカメの記事は、ほんと「参考程度」と考えて
最終的には各自の好きなように仕上げちゃってくださいませ

(`・ω・´)b 結局プラモは自分の作りたいように作る!それが正解なのです
(と、間違っていた時用の「逃げ道」を作っておくオカメなのでした (笑) )

プラッツ 1/72 T-33 胴体と主翼、結合時のポイント

(`・ω・´)b さて、今回は胴体と主翼の結合作業を紹介します

このキットの胴体と主翼ですが、「合い」的にはそう悪くなく
スケールモデルとしては十分及第点を与えられる精度とは思うのですが
タミヤ製キット程のピタパチ感は出ていないんですよね
(といってもスケモ的にはタミヤキットの高い精度が異常なんですけど(笑))
しかし組み立て時にチョッと調整しながら組みたててやりますと
仕上がりがとても良くなって(又は後の修正が楽になって)くれるんです

なわけで、その辺りの注意点というかオカメ的に気づいたポイントを紹介させていただきましょう


まずは組んだ胴体に主翼を付けてみてください。
主翼上面と胴体の接合部に微妙に段差が発生していませんか?
オカメの場合は主翼側の方が胴体側より少し高く、微妙な段差が発生しておりました

で、位置を調整しつつ接合してやるわけですが
パーツの後ろ側は機体下面との間に段差が発生せず
なおかつ胴体上面と主翼上面間にも出来るだけ段差が出ない箇所を探ります。
(*^ 3 ^)b ようはパーツ間で段差が一番少ない場所を選ぶってわけですね

今回の作業では、写真のように主翼の前側を微妙~に下にずらした位置がベストポイントでした♪


位置が決まった主翼をガッチリと接着しましたら
次はインテークパーツを接着してやります。

さて、ここには内側にダイバーターという板状のパーツが付くようになっており
①先に塗装してから組みたてする
②組みたててから機体と一緒に塗装する
③後ハメ出来る様に加工する
と、まぁ~こういう作業の進め方があるのですが(他にもあるかな?)
オカメは②の、先に内側(奥の部分)を適当に塗装
組みたててから奥側に詰め物をし、最後に全体と合わせて塗装
という流れで作業を進めることにしました。
理由は色々あるのですが、一言で言えば「楽だから」です(笑)

で、このパーツを接着後、インテークパーツを胴体に接着してやるのですが
ここでも機体側との段差が一番少ない位置を探して固定してやりましょう
写真を見てもらえば分かると思いますが、うまく位置がキマッたら
修正しなくとも良い位にカチッと仕上がってくれます ヾ(o゚ω゚o)ノ゙ ヒャッハ~


主翼&インテークが固定出来たら、次は機体下面のパーツを接着してやりましょう。

T字型をしたパーツを接着してやるのですが
機首・インテーク・主翼下面との間に、一番段差が発生しない場所を探ります。

じつは今回、製作時に裏側にあるパーツをはめ込むピンを折っちゃいまして
でもそのおかげで位置の調整が楽になったんですよね
このピンがあるとガッチリ固定しやすいのですが、反面位置調整がしにくくなるので
ピンを少し削る・・・もしくはパーツ側の穴を大きくしてグラグラにしてやるか
いっそオカメみたいに切り飛ばしちゃうって~のもアリかな?

でもこれって指定の組み立て方法からは外れちゃいますから、その辺は自己責任でお願いしますね

今回の行った作業ですが、まず機首&インテーク間との合わせを優先し
パーツの前側のみをガッチリ接着してやりました。
次にパーツ後ろ側の隙間に、写真のように適当な物を入れ
主翼との間に段差が発生しないよう高さを調整します。
後はこの位置でガッチリと接着固定してやれば作業終了です。


最後にインテークパーツ後ろの側面に発生した隙間を
写真のように適当なプラ板を差し込んで塞ぎ、表面を均してやりましょう
(細かい隙間は瞬着を流し込んで塞いでいます)

下面側は「合い」を調整してあるので表面をサッとペーパー掛けしてやればOKですね

( ゚ Д゚)y-~~ で


キョ~ッ♪綺麗に仕上がってくれました v(●^o^●)v

この作業ですが、インテーク後ろ側面の接合線&機体下面の段差処理が
ちょっとでも楽になるようにと行った作業でして
ようは複雑な曲面やパーツ間の継ぎ目が多く、処理が大変な機体下部のズレを
形状が単純な側面に集中させて作業を楽にしたわけですね

この辺りの処理が必要ないという方は、別のやり方・・・・というか
普通に組んじゃっても良いと思います
だってそのままでも一般的には問題にならない完成度になってくれますからね

(`・ω・´)b 必須作業ではないので、ま、これは「参考」ということで

ハセガワ 1/72 F-104J インテーク組み立て時のヒント

今回はハセガワ製1/72F-104Jのインテーク組み立て時のヒントを紹介したいと思います


え~っと、まずはキットそのままで何もしていない状態を見てもらいましょう

このキットのインテークはインテークと内側のショックコーン、2つの部品で構成されています
説明書では、この各パーツを塗装してから先に機体に接着するよう指示されているのですが
そうなると内側のショックコーンをマスキングしなくちゃなりませんよね
とはいえこの部品は先の尖がった円錐状のパーツですから
隙間無く、しかも剥がれないよう綺麗にマスキングするのは結構難しかったりします

では機体も含めた全ての塗装が終わってから接着してやれば・・・・・
しかしそれではインテークと機体側に段差が発生してしまいますね

じゃぁ~最後に機体側をマスキングしてこの部分を塗装してやれば、となりますが
もし塗料の吹きこぼれなんかがあったら、そら~「どえらい」ことになっちゃいますから(笑)
やはりリスクは避けたいものです

じゃぁ~どうすんねん!(怒)って声が聞こえてきそうですが(汗)
そこら辺をクリアする方法を今から紹介したいと思います

さて、まず結論から言いますと、このショックコーン部を後ハメにしてやるんです
そうすることで吹きつけ塗装が楽になりますし、失敗するリスクも減らせて一石二鳥
現在マルヨンを作る時は毎回このやり方で進めていますが
今の所(面倒臭がりの)オカメ的にはこの方法がベストだったりします

では、作業スタ~ト~ッ!


まずはショックコーンのパーツを写真のように前後に切り分けちゃいます。

写真では結構奥まった箇所で切り分けちゃってますが
もうちょっと入り口に近い、コーンの凹溝部分で切り分ける方が良いかもしれませんね
(実機もこの部分から前後で色が変わってますしね)


切り分けたら、先にインテーク内側を塗装しておきます

キットの指定色はシルバーになっているのですが、資料本「モデルアートプロフィール」を見ると
実機(エアクラフトグレーの機体)では機体色と同じグレーっぽいんですよね
シルバー塗装の機体ではここもシルバーなのかもしれませんね (^^ゞ

さて、今回製作する機体は元がグレー塗装の機体なので
写真のようにエアクラフトグレーで塗っちゃってます。
先の資料本で作例を製作されていたモデリングJASDFの秋山氏もこの色でしたしね(笑)


後はインテークパーツを機体に接着
合わせ目に発生する段差や隙間を写真のように修整してやります。

(^ー゚)b ここを綺麗にツライチにしておくと、仕上がりがグッと良くなりますからね


はい、後は塗装するだけになりました♪

写真のように単体のショックコーンがムッチャ塗装がしやすそうでしょ~っ (●^o^●)


で、塗装が終わり、機体に接着し終わった状態がこの写真ね

どうです?綺麗に塗れているでしょ~
やはりバラで塗装できるって~のはかなり便利でして
便利=楽チンってことですから、この手順はオカメにピッタリなんですよね(笑)

さて今回のインテーク組み立て時のヒントはいかがでしたでしょうか
作業自体は凄く簡単ですから、誰にでも実践出来ると思います。

あ、でも唯一問題になりそうなのはインテークの切り分けかな
オカメはエッチングソーでカットしたのですが
う~ん・・・・カッターで切るのは難しいかなぁ
用はカットさえ出来れば道具なんて何でもよいんですけどね (^^ゞ
でもエッチングソーなんて数百円と高価なものでもありませんし、他の作業にも使える物ですから
一つ買っておいても損は無いんじゃ~ないでしょうか

では、皆さんもカッチョイイ~マルヨンをガンガン作ってくださいね~ ヾ(o゚ω゚o)ノ゙

ハセガワ 1/72 F-104J 胴体組み立て時のポイント

今回はハセガワ製1/72F-104Jの胴体組み立て時のポイントを紹介したいと思います

このキットの胴体ですが、左右分割以外に前後にも大きく2分割されています
複座型とコンバーチブル化するための仕様なのですが
この世の中、構造が複雑になると大なり小なり問題が発生するのが常でして
やはりといいますか(笑)このキットにも問題が発生しているんですよね

まずは機首側の胴体左右パーツを合わせてみましょう


どうです?写真のように下面の合わせ目に大きな段差が発生していませんか
このまま接着してしまうと大きな段差が残ってしまいますし
パテを盛って処理となると後でモールドの彫り直し等々が、ちょっと面倒ですよね
(パテだと境界の所でポロッと剥がれたりしますから)

で、どうするかといいますと


低い方のパーツに写真のように切り込みを入れてやり
上に押し出して、表面の高さを合わせて接着してやるんです。

写真を見てもらえば分かると思いますが、最初の酷い状態から比べると
後の修正作業が凄~く楽そうになっているでしょ?
実際この状態からですとパテは殆ど必要無く、さらにモールドの彫り直しも楽勝です♪

さて、この作業ですが
オカメはエッチングソーを使って切り込みを入れています。
ニッパーで切っても良いのですが、刃が薄い物を使用しないと
内側のプラがバキンと折れちゃいますからね

後は表面の高さを合わせて左右パーツを接着してやるのですが
オカメは写真のように隙間にプラ板を押し込んで隙間を広げ
何もしていない状態でも高さが合うようにしてから接着しています。
つまり接合面に要らぬテンションが掛からないようにってことですね
この状態から、更に接合部の内側にプラ板等の補強を入れれば完璧です d(●^o^●)

あと、この部分は脚収納庫の側壁を兼ねているのですが
マルヨンの収納扉って、開状態でも前側は殆ど閉めた状態になってますので
この状態でも外からは見えませんから全然問題ないのです
「いや、俺は前側の扉も開状態で作るんじゃい」って~人は処理が必要ですけどね(笑)

え~っと、次は・・・・・と
そうそう、上面にあるキャノピー後端から垂直尾翼まで続く凸リブ部分の修正作業です
(これってなんて名前なんでしょうね?ドーサルスパイン・・・じゃないよねぇ)

胴体が前後に分割されていますから、この部分も勿論前後に分割されているのです・・・が
なんと、この部分の厚みが前後で微妙に違っていたりするんですよね
まず左右パーツをそのまま接着し、次に前後パーツを接着と言う手順で進み
後からこの部分の前後間の厚みを調整するとなると・・・・
実は結構面倒臭い作業になるんですよねぇ
なもんで少しでも手間を減らすため
前後胴体を接合する前に調整する方法を紹介したいと思います

(;^ω^) と、言っても大したことをするわけでもありませんで


前側の左右胴体を接着する時に薄いプラ板を挟み、厚みを増してやるだけなんです (^^ゞ

とは言え、ただ全体の厚みを増すだけというわけではないんです。
写真を見てもらうと分かると思いますが、プラ板が後ろ半分だけに挟まれていますよね
つまりこの凸リブ部分、後半部分のみが薄くなっているということです
この前側のパーツ単体で見たら微妙な変化なので無視出来そうなのですが
後ろ側と接合すると・・・・・違いが結構目立っってくるんですよねぇ

てなわけで修正してやるのですが
写真のように真ん中より少し後ろ位から0.14mmのプラ板(というよりプラペーパー)を挟み
この凸リブ部分を微妙に太らせてやりました。
太らせる厚みは、まぁ~現物合わせでってことなのですが・・・ほんと、微妙な厚みです(笑)
0.14なんて薄いプラ板の入手は難しいぞ!って方も多いと思うのですが
例えば不要な磁気カードとか紙に瞬着を染み込ませて使うとか、方法は色々ありますよね

(*^ 3 ^)b こういう時、知恵と勇気と努力でクリアするって~のが模型の醍醐味でしょ


では太らせた前部パーツと後部パーツを合わせてみましょう

う~ん・・・・・綺麗にラインが繋がってます♪

ここまで合っていれば表面を軽く磨いてやるだけで綺麗にツライチになってくれますから
完成後に、いかにも「ここを接合ました」って感じをかなり抑えることが出来ますね

さて、今回紹介させていただいた胴体組み立て時のポイントはいかがでしたでしょうか
ほんのチョッとした作業ですが、手間のわりに効果は高いのでお勧めですよ~ん(●^o^●)

ハセガワ 1/72 F-104J 後部無塗装箇所の塗り分け

今回はF-104J、通称マルヨンの無塗装箇所の塗装です

現在1/72スケールのマルヨン・ベストキットと言えば
このハセガワ製の新版キットと言うことで、おそらく異存は出てこないでしょう。
機体の作りに負けず、キット付属のデカールも大判でかなり精密
オマケに多数の飛行隊マークも印刷されておりまして
多数の飛行隊&機番のバリエーションも楽しめるようになっているんですよね(●^o^●)


が、しかし・・・・・
このキットの説明書にある塗装図(3機分)ですが
塩害対策の塗装を施された機体がメインになっておりまして
写真のように、後部無塗装箇所に指示されている塗料が
8番&76番という古くからの定番塗料になっているんですよね・・・
エアクラフトグレーに塗装された機体ならば
まぁ~これでも「そこそこ見れる」ようにはなると思うのですが

(`・ω・´)b やはりマルヨンは銀色じゃないとねっ!!

という方が機体側にも8番シルバーを使った場合
チョット悲しいことになっちゃうんです・・・・・
航空機のベテランモデラーさんなら、同じ塗料を使用しても
少し色を足したりツヤを変えたりして質感を自在に操ることも出来るのですが
オカメを含め、ヌルモデラーにはそんなテクはハードルが高すぎですよね
なわけで、今回の作業は技術の足りない部分を
新しい塗料の性能で補っちゃおうという「テクニック補完計画!」なのであります。

いやぁ~、何か自分で言ってて恥ずかしいものがありますね(苦笑)


まずは今回使用する塗料を紹介しましょう。
最近は各メーカーから色々な高性能メタリック塗料が発売されており
ほんとは色々なメーカー&ブランドの塗料を吟味&選択し、
ベストな色を紹介すべきなのでしょうが・・・・・・
そこまですると、かなり大変なことになっちゃいますから(ってオイオイ)
今回は同一種類の塗料、使いやすい特性、入手の容易さ等々により
クレオスのMr.カラースーパーメタリックをチョイスすることにします。

SM1スーパーメタリックのみ、希釈はレベリングウスメ液が指定ですが
基本的に普通の薄め液が使用でき、クリアーのコートにも耐えますから
比較的使いやすい部類の塗料じゃないでしょうか。
ま、なにより入手が楽って~のが一番良い点ですね。

さて、今回揃えたのは写真の
SM01スーパーファインシルバー
SM03スパーアイアン
SM04スパーステンレス
SM05スパーチタンの4色♪

こいつを使って無塗装部を塗装していきたいと思います。


(;^ω^)いやぁ~・・・・・・・(汗)
ほんとは塗装する前に写真撮影しておくべきだったんですけど
最初の段階では情報コーナーで紹介するつもりじゃ無かったもので
塗装後のこんな見にくい写真になっちゃったんですよ
ウウウ・・・・ごめんなさいね

さて、この写真でマスキングしている所が機体の塗装箇所
そして見えている所が実機の無塗装部でありまして
つまり金属地が剥き出しになっている箇所ですね
この状態が基本のマスキングでして
上から、さらにマスキングしてパネルの色を塗り分けているわけです

では写真の塗装の説明を
左側から順に03番→05番→01番→05番で塗装してあります


下側はこんな感じ
写真中央、01番で塗装したパネルの下面パネルは04番を今回は使用


反対側の右側面も同じ塗り分けです


で、マスキングテープを剥がすとこんな感じに仕上がるんですよね

(*^ 3 ^)b ウヘヘ~ッ どうです?

機体に塗ってある8番シルバーとの対比により
無塗装・金属地という雰囲気がグッと出てますよね♪


このマルヨンという機体ですが
実は尾翼にも無塗装部や塗り分け箇所がありまして
今回はその辺りも紹介しちゃいましょう (●^o^●)サ~ビス、サ~ビス~ゥ~

垂直尾翼中央のメタリック部は04番で塗装
そのパネル前後の塗装箇所と尾翼前縁は
73番エアクラフトグレーを塗装してあります。


で、水平尾翼はこんな感じね(^◇^;)

前&後縁と中央部のパネル、垂直に立っている部分
これらの部分をエアクラフトグレーで塗装
裏面も同じモールドが入っているので同じように塗装しちゃいます。

で、これらの塗装が終わった後にスミ入れ、
デカール貼り等々に入っていくことになるのですが・・・・・う~ん
プラモって仕事じゃありませんし、こんな面倒な塗り分けなんてせずに
サクサク作っちゃう方が精神衛生的にも正しい姿なのかもしれませんねぇ

(;^ω^) って自分でやっといてそんなこと言うなっちゅうねん(笑)

さて、今回は後部無塗装箇所の色の塗り分けを紹介させていただきましたが
資料として、モデルアート別冊モデルアートプロフィールF-104
およびモデルアート2000年10月号をメインに使わせていただきました

この2000年10月号はハセガワ48キット発売時の特集号でありまして
特に、おおくらとしお氏のイラストがムッチャクチャに素晴らしく
今回も含め、最強の資料として毎回活用させていただいてるんです。
おおくらとしお氏のイラストって、いつも凄~~~く良い内容なので
いままでに掲載されたイラストをまとめて、別冊で発売して欲しいですね

さて、このイラストには、さらに細かく塗り分けるための
「ヒント」になる情報がいっぱい入っていたのですが
さすがにそこまで細かく塗り分ける為には
パネルごとに一々調色しなくっちゃいけない程に大変でありまして
今回はビン生の色を使った、結構~大雑把な塗り分けで済ましちゃいました。
ベテランモデラーさんからすると「ふ・・・・・甘いな」と
失笑してしまう程度のものだとは思いますが(苦笑)
塗装図の指示塗装より、少しグレードをアップしたい人には
それなりにはお役に立てる・・・とは思いますので
ま、その辺は生暖かく見守ってやっておくんなさい(^◇^;)

さらなるこだわり(リアリティ)を求めたい方々は
実機写真を参考に、もっと高度な金属質感の再現に挑戦してくださいね

あ、そうそう、モデルアートプロフィールF-104には
良い実機写真やイラスト等々がたくさん載ってますから
持ってない方は一度見てみてはいかがでしょうか?
現在でも楽に手に入り、また、内容も凄く良い本でお勧めですよん d(゚-^*)

ハセガワ 1/72 F-104J 主脚周りの作業方法

今回は主脚周り製作時のポイントをひとつ紹介しちゃいましょう (^^ゞ


まずは写真を見てください
説明書では、先に収納庫&足回りを組んでから
胴体前後に挟んで接着する手順になっていますね。
しかし、この手順で進めますと足回りのパーツが邪魔になって
前後胴体の接合箇所を均す作業や機体の塗装がしにくくなってしまいます。
オマケに細いパーツですから、下手すると破損したりする可能性も・・・・

じゃぁ~どうするの? となりますよね (^^ゞ
その答えは簡単なことでして、他の作業が終了後に接着してやれば良い訳です。
ホホホ、単純明快でしょ(笑)
とはいえ、そのままじゃ~組めませんから
ここではオカメがやっている方法を紹介していきたいと思います。


主脚収納庫(C6)のパーツのみを先に挟み、胴体前後を接着して進めています。
つまりこの状態で塗装終了まで先に進めちゃうわけですね。


さて、これは収納庫の中央にくるフレーム(C5)?のパーツですが
まず前側二箇所に後ろが一箇所、写真のように角をニッパー等でカットしておきましょう
これで下準備(って程の物でもないけどね)は終わりです d(^◇^)


最初に主脚のパーツを差し込みます。
このパーツは前後方向が決まっていますから注意しましょう
アクチュエータのロッドを付けるジョイント部が良い目印になりますね



次に先のフレーム(C5)パーツの前側を胴体に斜めに差込み


後ろ側を押し込んで、機体表面の高さを微調整し
瞬着や流し込みタイプの接着剤で固定したら作業終了です

どうです、かんたんでしょ?
今回は撮影用に、塗装前に作業しておりますが
すべての塗装終了後にこの作業をすることにより
手間と破損のリスクをかなり下げることが出来ると思いますよん♪

最新の更新履歴

10.20 製作中にファインモールド製F-15Jを追加
12.07 製作中のバッカニア S.2C エリア88仕様を更新
11.25 製作中のバンパイア(空自仕様)を更新