え～、今回は新版イーグルの機首周りの作業方法を紹介したいと思います。
このハセガワ１／７２新版イーグルですが、出来の良いコクピットにプラスして
後部機器室まで再現してある中々意欲的な製品なんですよね。
しかし・・・・それらが機首部品と別パーツかされていますので
普通の同スケール飛行機キットより少し手間が掛かっちゃうんです。
まぁ～手間といっても、盛ったり削ったりが必要なわけではありませんし
基本的に説明書のとおりに組むことが出来るキットですから
初心者の方でも落ち着いて作業すれば全然問題ないでしょう。
今回の内容は組む時のポイントと言うかヒント的な内容でして
ある程度のスキルのある方には全然お役にはたたないかとは思いますが
初めて空自のイーグルを作ってみようというホントの初心者の方には
少しはお役にたつ情報なんじゃないかなぁ～・・・・と（苦笑）
（●＾o＾●） では、始まり始まり～
まずは塗装の終了をさせたコクピットに脚収納庫のパーツを接着します。
パーツを裏返すと写真のような状態になりますよね。
歪んで接着しちゃわないようにご用心。
あとコクピット後方の機器室左右側面のパーツは
この段階では接着せず、仮止めに留めてあります。
その理由は後ほど・・・・
次に左右の機首パーツを流し込みタイプの接着剤を使用し
後で割れたりしないように、ガッチリと接着しちゃいましょう。
説明書ではコクピットは挟み込んで固定するように描いてありますが
オカメはここではコクピットは機首に接着していません。
機首パーツがガッチリと接着できた段階で、コクピットパーツを後ろに引っ張ると・・・
スルスルスル～
はい、写真ような感じで後ろに引っ張り出せちゃうんですよ
次に引っ張り出したコクピットパーツの後部機器室側面を接着します。
ただこの段階でガッチリと固定しちゃうとあまりよろしくないので
オカメは硬化するまでに時間的余裕のあるトロみのあるタイプの
プラ用接着剤を使いました。
さて、機首パーツにコクピットを差込み、写真の右下に写っている
機首後ろ側パーツを合わせてみましょう。
どうです？
機首前側のパーツと後ろ側のパーツ間に段差が発生しちゃうでしょ
瞬着とかで強引に修正しながら固定しちゃうって～のも手なんですけど
やはり強度等々を考えると、ここは溶剤系の接着剤を使いたいですよね(^^ゞ
で、どうするかと言いますと
プラ板を台形（クサビ状）に切った物を用意して、写真のように差し込み
パーツ間に段差が発生しない状態までパーツを広げ
そこに機首後部パーツをガッチリと接着しちゃうわけです
この時にコクピットパーツをしっかり奥まで差し込み
（写真のように収納庫パーツは少し後ろに飛び出ていてもＯＫ）
この段階で内部のコクピットや脚収納庫等々と機首パーツの隙間に
流し込みタイプの接着剤を流しこんで、接着＆固定もしちゃいます。
こちらは上から見た状態の写真
パーツ間に段差が殆ど発生していないのが分かるでしょうか
この状態なら接着線＆段差消しが楽に出来ますよね♪
各パーツ間の接着終わったら、先のプラ板を抜いちゃいましょう
はい、写真のような状態になりました。
後部機器室の側面パーツも左右にピッタリと合っているのが分かるでしょうか
さて、最後に写真のように機器室後面パーツをはめ込んで
機器室側面パーツにガッチリと接着しちゃえば
先に左右に広げて接着した機首前側パーツが元に戻ろうとする力を
これらのパーツでささえることも出来ると、まぁ～こういうわけです。
オカメはここから更に隙間にエポキシ接着剤を塗り込んで強化したのですが
まぁ～あくまでもこれは気休め程度のことでして（笑）
この状態でも結構ガッチリと固定できていますから、
まぁ～問題は発生しないんじゃないかな、と
はい、これで機首部分の組み立て作業は終了です♪
どうです？現状でも写真のように、そこそこ見れる状態に組みあがっているでしょ
このまま先に進んでも良いのですが、もうちょっと拘りたいという方は
合わせ目＆段差消し、この機首パーツとキャノピーパーツ間との
フィッティング等々を調整し、さらに綺麗に仕上げちゃってくださいね～
さて、今回も長々と大層に書かせていただきましたが
内容的には、手順通りにパーツを仮組みしてもらえば
大体書いてあることは分かってもらえる程度のことなんですよね（苦笑）
しかし初心者の方が日の丸イーグルを作ろうかと言う時
この内容が少しでもお役に立てたとしたら、これ重畳なのであります(^^ゞ
さ、次はどこのパーツの組み立て方を紹介しようかな～っと
