2013年6月16日日曜日

クレオス 航空自衛隊 洋上迷彩色 特色セットのレビュー

2012年の秋、Mrカラーでお馴染みのクレオスより
とうとう・・・そう・・・・・とうとう待ちかねていた (ToT)ウウウ・・・

「航空自衛隊機 洋上迷彩色」特色セットが発売されました!!

しかも今回の製品化にあたり監修されたのは、模型誌モデルアート誌上で
自衛隊機の専門コーナーを長年担当されてきた あきやまいさみ氏!
クゥ~~~ッ!こんなん自衛隊機好きなら興奮せん方がおかしいでしょ(笑)

ってなわけで、発売、即購入~♪とあいなったわけですが
この喜びを自衛隊機好きの皆さんと分かち合うべく、今回速攻レビューさせて頂きます。

(●^o^●)では洋上迷彩特色セットのレビュー、スタートで~っす


まずは箱の外観から

クオォォ・・・・・濃紺色(洋上迷彩の濃いほうの色)の真ん中に
赤に白縁の日の丸が・・・・・う・・・・・美しい
なんでこうもブルー系の機体色に日の丸って似合うでしょうね (^^ゞ

そして洋上迷彩の機体、F-2、F-4EJ、UH-60Jのイラスト
下側のグレーと5本の柱はレドームとIFFを意識しているのかな?
後は商品名と、その下に今回監修された、あきやま氏のお名前が・・・・

クゥ~~ッ!しゃれてますね~っ、自衛隊機好きにはタマリマセン♪
これ、誰がデザインしたのかは分かりませんが

(`・ω・´)b 「ツボ」を、よ~分かっとるね、うん


次は中に入っている塗料を紹介しましょう

この特色セットには洋上迷彩の基本色
ベースになる薄い青(シャロウオーシャンブルー)と濃い方の青(ディープオーシャンブルー)
後は機首レドームの(レドームグレー)の3色で構成されています。

つまりこの特色セットを買えば、な~んも考えずに洋上迷彩が塗れちゃうと言うわけで
今まで色で苦労していた人には、ムチャクチャありがたいんじゃ~ないでしょうか
ほんと、三つ並んだ塗料を見ているだけでワクワクしちゃいますよね~ (^^ゞ
(フタの上に付いているカラーチップはオカメが付けた物ですので・・・・念のため(笑))

ではフタを開けて中の色を見てみましょうか・・・・・・ドキドキ





ヤック!デカルチャ~~ッ!!

フタを開けて中を攪拌した時、マジでビックリしちゃいましたよ、ええほんとに
F-2ってこんな色だったんですねぇ・・・・・(^◇^;)

ってなわけで、どんな色なのかを紹介したいと思います


前回「自衛隊機のキット情報」コーナーで「洋上迷彩の調色」をやりまして
その時のチップが残ってましたので、分かり易いよう一緒に紹介させてもらいますね
(※注 調色したチップは塗装から多少日数が経っています)

まず左上のチップはキット指定の72番に14番の迷彩を入れたもの

左下の①と書いたチップは72+65(各50%)を基本色として吹きつけ
14+328(各50%)で迷彩色を入れたもの

右下が前回調色した時の決定色
72+65(各50%)に白を追加し、さらに極少量赤を足した色をベース色に
14+328を多め(60~70%位かな)で迷彩を吹き付けたもの

そして右上が今回の特色を使用した物でして
前回オカメが調色した色との違いがハッキリ分かると思います
(※モニターですから実物の色調とは違いが出ると思いますが)

いえね、以前実機を良く知っておられるスズメバチさんから
「実機はクレオスの72番でも間違いじゃないんですよ~」と聞いておりまして
でも写真なんかじゃ凄く暗くて青いし、どうもいまいちピンとこなかったのですが
ファンの方々から送って頂いたF-2の実機写真なんかを見ると
アップで撮った写真では確かにこんな色調で写っている物が多く
結局どっちやねん?ってな感じでモヤモヤ~っとしていたわけです

で、今回の発売さえた特色を見て・・・・・すご~~~~く納得
オカメが前回イメージで調色した色より72番の方が、ほんとに近かったんですねぇ(汗)
72番より若干白っぽいのですが、ただ白を混ぜただけって感じではなく
う~ん、なんて言ったらいいのかなぁ~・・・・・・紫・・・いや藤色というか・・・・・
やや彩度が高い微妙な色で、ちょっと説明しにくい色なんですよ (^◇^;)

監修されたあきやま氏によりますと、今回は多くの人の持っているイメージより
実機の色を忠実に再現することに重きを置いて開発されたそうで
カラーチップを実機に置くと、殆ど同じ色調になるらしいですぞ

(`・ω・´)b ★まとめ★

洋上迷彩の塗料は特殊な物で、実機でも光の加減で色調に違いが出やすい上に
写真やウェブ等では、更に変化しやすい青色だそうです。
つまり人によってイメージに違いが出やすく、簡単に正解は出せない色というわけですね。

自分の欲しい色を調色出来る人なら、それに準じた色を作ってやれば良いだけの話ですが
それは全ての人が出来るってことではありませんよね?

しかし今回発売された特色は、実機とプラモ両方に明るい(というより神)のあきやま氏が
「実機」を意識して監修された色ですから、限りなく正解に近い物と言えるでしょう。

先に述べましたが、万人のイメージを優先すると正解は出せなくなる色ですから
この特色は基本・・・・・というか、迷った時の指標として活用するのが吉ではないでしょうか

たとえば洋上迷彩の機体を作りたい初心者の方なら、この色を使うことにより
「イメージとはチョッと違うけど、実機はこうなんだから良いのさ~♪」
ってな感じで、軽~い気持ちで作ることが出来ますよね?

この「軽~い気持ち」ってのが、とても大事なことだとオカメは思うんです
あれもこれもと制約が多いと窮屈になっちゃって、興味を持った人は気楽に入れず
経験者はモチベーション減退の一因になっちゃったり・・・・
まずは何も考えずに作ってもらい、そこから先の新しいプラモの楽しさ
(例えば調色とかもそうですよね)を見つけてもらえたら最高ですよね

なわけで、色んなパターンで人気の高いであろう洋上迷彩の特色を出してくれた
クレオスさん&監修されたあきやま氏には感謝感激雨あられ
足を向けて寝られない位に嬉しいオカメなのでした

さぁ~皆さん、色に関しては一応の正解をクレオスさんが出してくれましたので
あとはカッコイイ洋上迷彩の機体をドンドン作ってくださいね~

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10.11 製作中のVF-4ライトニングⅢを更新
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