２０１１年１月、オカメ一押しの資料本に新刊が発売されました
その名は「モデルアートプロフィール・航空自衛隊 Ｔ－２／Ｆ－１」
有限会社モデルアート社より発売されているこのシリーズ
自衛隊機を製作する時の資料としては、正しく最強（笑）
といっても過言ではない内容でして
新刊が出ると、オカメは毎回速攻で購入させてもらっております(^^ゞ
今回は航空自衛隊で運用されていた国産練習機の三菱Ｔ－２と
それをベースに開発されたＦ－１支援戦闘機。
２００６年をもって現役から引退することになりましたが
長年若鷲の教育・国土防衛に活躍してきた両機は
現在も自衛隊機ファンには深く愛されておりまして
このような良い資料本を出してくれたモデルアート社に
オカメは感謝感激雨あられなのであります (ToT)
というわけで期待の新刊、早速レビューさせていただきましょう
まずは表紙
今回もシリーズ共通のデザインですから、本棚に入れたとき
綺麗に並んだ背表紙を眺めながらニヤニヤすることが可能です。
え？なんか変態的ですか（笑）
ゴホン、え～・・・・では本を開いていきましょう
★まずは定番、実機運用時の写真が７ページ
いやぁ～、やっぱ自衛隊機はカッコエエっす♪
ここは細部・・・・と言うよりは
全体塗装の雰囲気をつかむのたものコーナーですね。
次もこれまた定番、実機解説のページ
内容は「Ｔ－２／Ｆ－１の開発と運用」でその歴史を
「Ｆ－１の武装と戦闘ミッション」で運用時の武装やミッションの解説
「思い出のＴ－２整備」で整備士からみたＴ-2の解説
それぞれ適度に読みやすいページ数で掲載されておりまして
元々が資料写真集ですから、バランス的にちょうど良いんですよね
さて、今回チョッと力が入っているのは
「飛行教導隊の特別塗装とその変遷」の１２ページ
内容的には、過去に飛行教導隊で使用されていた
Ｔ－２アグレッサー機の解説なのですが（現在はＦ-15ＤＪを使用）
嬉しいことに各機体に施された特別塗装の解説イラストが！
以前同社から発売された「航空自衛隊機の塗装とマーキング」
で掲載されたイラストの縮小版ではありますが
Ｔ－２アグレッサー製作時の塗装の資料としてはかなりの物でして
上記の本が入手出来なかった方にとっては
思わずヒャッホ～ウ♪と叫んでしまう内容でしょうね。
おまけに写真のようなアグレッサー機の履歴も・・・・
う～ん、この拘りはいったい何なの？（笑）
さぁ～来ました （●＾o＾●）
これがモデルアートプロフィールのメインである「ディテールファイル」
Ｔ－２、ＦＳ－Ｔ２改、Ｆ－１、Ｔ－２ＣＣＶ
各機体のこのような各部の詳細写真が５０ページ！！！
いやぁ～、今回も素晴らしいの一言
自衛隊機好きのモデラーにとっては
ここだけで定価分以上の価値があるといっても過言ではありません
ククク・・・・ほんま、笑いが止まらんわぁ
次はいつもの基本塗装のカラーガイドが８ページ
今回の内容は、Ｆ－１の基本塗装に
Ｔ－２（前後期型・試作一号機・ブルーインパルス・ＣＣＶ機）。
毎度のことながら、見やすいイラストでモデリングに役立つこと間違いなし♪
そしてモデリングガイドに移ります
今回はハセガワ製１／４８スケールを使用し
Ｔ－２アグレッサー＆ＣＣＶの２機を秋山氏が
Ｆ－１を李 昌慶氏が、製作時の写真を交え、詳しく解説されています。
いやぁ～っ、今回も良い作品の写真＆製作記事ですね♪
んがっ！
ナ・・ナナニの製作記事がねぇぇぇぇ～～～～っ！！（汗）
う～む・・・・まぁ～これは仕方がないかなぁ
ファントムやイーグル等々は比較的新しいキットが
１／７２スケールで発売されているのですが
ことＴ－２、Ｆ－１に関しては、ハセガワ製の古いキットのみでして・・・
ぶっちゃけた話、オカメもＦ-1＆Ｔ－２のキットでお勧めは？
と聞かれたら、スケールに拘りがないのなら
「４８にしときなはれ」と答えちゃいますからねぇ・・・・やっぱ
ああ、現代のレベルに見合った新キットが欲しい所です （´ー｀；）
さて、今回のレビューはいかがでしたでしょうか？
他にも、いつもの折込１／４８スケールの精密図面等々
まぁ～オカメ的に２５００円なら大満足！
というより今回も、これなら安いぜ！と言えるバッチリな内容でした（●＾o＾●）
モデラーはもちろん、実機のＦ－１/Ｔ－２フェチ（笑）な方にも
楽しめる内容だと思いますので、興味があるけどどうしようかと迷っている方
とりあえず書店へ走って一度ザッと目を通して頂きたいなぁ～
自衛隊機好きなら脱糞しちゃいますぜ
最後に、こんな良い本を出してくれたモデルアート社さん
ありがとうございますm(_ _)m
で、次はＴ－１か４あたりでしょうか？
（と、ずうずうしい要求をサラリと言ってみたりして（笑））
