航空自衛隊のアグレッサー機、F-15DJ・076号機には
すんごくカッコイイ濃淡茶色のデザート迷彩
(個別の識別塗装)が施されておりまして
これをハセガワさんが限定キットとして発売しましたので
速攻で購入、製作してみたのですが
メーカー指定の塗料(一部調色)で塗装してみたところ
ヽ(*`Д´)ノ あっかぁぁぁ~~~~~ん!
どうもこう・・・・個人的に
「こうじゃない感MAX!」な仕上がりになってしまい
自身で適当に調色した色で塗装しちゃったんですけど
公開用に、悩まずサッと塗れる
「吊るしの塗料を使って同じような感じに仕上げる」
やり方を考えてみました。
ってことで用意したそれっぽい色は(Mrカラー限定)
薄い方の色に
318番・レドーム、51番・薄茶色、44番タン
中東の迷彩機によく使われる、313番FS33531イエロー
濃い方は
310番FS30219ブラウン、119番サンドイエロー
22番ダークアース、43番ウッドブラウン
中央の2色は
指定の濃い方、7番ブラウン(茶)と
318番レドームに上記ブラウンを少量足した色で
後ろに参考にしたパッケージの実機写真を置いてます。
では各色を比べてみたいと思います。
まず薄い方の色は
個人的に指定の381番+7番極少量の色が
実機の写真とか動画で見るイメージに近いうえに
色に「濁り」が無くて近いと感じましたので
今回はそのまま使用してみました。
で、生の色でこれに近いのは51番の薄茶色
っていうか、極々微妙に濁りがあるだけで
色自体はかなり似た感じの色ですね。
実はこの色、昔フレッシュと呼ばれていた時代の
購入してから数十年も経った塗料ですので
今のを新品購入したら更に近い(クリア)かも?
濃い方は
先の381+7をベースに
上部(調色した色)下部(指定の7番茶色)を塗装した
左端のカラーチップを基準にすると
119番がかなり近い感じですね。
オカメが調色した色は
これに赤みを足してチョッと鮮やかにした感じってところでしょうか?
今回、検証前に310番をベースにして
あ~だこ~だと「色ノ源」なんかで調整してこの色を作ったんですけど
こんなことなら119番をベースにした方が楽だで早かったかな(笑)
というわけで、一番近いと思った51番をベースに
199番で(右側に)迷彩を入れたチップも作ってみました。
※下側のチップね
色なんて塗装時の条件で微妙に変わってきちゃったりしますので
これくらいなら「ほぼ変わらない」と言っても良いんじゃないでしょうか
あ、そうそうこのチップ
左側には調色のベースにした310番を吹き付けているんですけど
調色した色と比べていただければ
どういう方向に変えたのかが分かってもらえるんじゃないでしょか?
ってことで今回は市販の塗料そのままを使い
「それっぽく仕上げる」やり方を検証してしてみたのですが
いかがでしたでしょうか?
実際のところ、写真や動画とかで見た機体のイメージに合わせて
適当に色を合わせてみただけなので
考証がどうこうって言われちゃうとグダグダなんですけどね(笑)
でも雰囲気とかカッコよさは出せていると思うので
そいうところに重きを置いて制作してみようという方には
それなりにお役に立てたんじゃ~ないかと思います。
あと、キットの指定色(7番茶色)を使った鮮やかな塗装バージョンも
ちょっと作ってみたいな・・・な~んて思ってはいるんですけど
好みの感じに調色するのは中々骨が折れそうなので
それはまた次の機会ということで・・・・オホホホホ (^^ゞ