2016年9月22日木曜日

16/9/22 1/72 アオシマ製 OH-1 ヘリコプター のファストレビュー・・・的なもの (^_^;)

2016年9月の1日、青島文化教材社(アオシマ)さんより
待望の陸上自衛隊 観測ヘリ OH-1 ニンジャ が発売されました。

このキット発売の数日前、同社より発売された海上自衛隊US-2救難飛行艇を
速攻で購入&組み立ててみたところ
んまぁ~これが面白いこと面白いこと♪

す~~~っごく気に入ったので
こちらも購入しちゃったんですよね (^^ゞ

ってことで、本格的に製作を開始する前に
この新キットの簡単なレビューをしてみたいと思います。



※今回は写真クリックで1024×768で表示できるようにしています

まずは箱から

クオォォ・・・・・
斜め前から見た着地姿勢のイラストがムチャクチャカッコイイ~~~ッ!!

ヒッヒッヒ、テンションがあがりますな (^^ゞ

ってことで、ドキドキの外箱オ~プゥ~~ン♪



(*゜ 3 ゜) ・・・・・・・・あれ?

箱の中身はスッカスカ(笑)
一瞬「オイオイ、大丈夫なんか、これ?」と心配になってしまいましたが

( ̄∇ ̄) それは杞憂に終わります。

中身を出してみると、なるほど納得
出したお金分の価値は十分にある内容でした♪



パーツは、大きい機体用のランナー×2に小物用のランナー×3
コクピットやロータ基部用の黒いランナーが×1
それにキャノピー用のクリアランナーが×1で
メインになるランナーは計7個

いちおう素材に色を付けることにより
塗装しなくても「ある程度」は見れるようになってはいますが
ぶっちゃけ塗装しない人って、極々少数派なんじゃないでしょうか(笑)

モールドやパーツの成形などは
カチリと細部まで綺麗に作られており「ご馳走キット」の雰囲気がプンップン♪
う~~~~~~ん
創作意欲をグングン湧きたてられます (^^ゞ



実は購入前「今回、このキットはスルーしようかな・・・・」と
チョッと悩んでいたりしたんですよね。

その理由は、写真で見た完成見本の表面に打たれた凸リベットが
なんかカチリとしておらず、不細工に見えてしまったからでして・・・・

これなら以前、静岡のホビーショーで見た
リベット無しのテストショットの方が良かったんじゃないか?
と思っていたんです。

でも、うちの掲示板で「リベットが良い感じですよ~」と教えていただき
実際に購入して「肉眼」で見ることによって
その考えは一変してしまいました。

写真を見ると、凸リベットの大きさが不揃いで
チョッと安っぽく見えてしまうかもしれませんが
これは「かなり拡大した写真」(←ここ大事)なんですよね。

横の単3電池と比べてもらうと実感しやすいと思いますが
このリベット・・・・かな~~~~り繊細です (^_^;)

ここが小スケールのキットを写真に撮ったときの「罠」でありまして
縮小率の高いキットほど誤差が拡大されており
実物を肉眼で見た時とのギャップが大きくなってしまうんですよね
(そう考えると、1/700艦船とかをカチッと製作される方って
ある意味バケモノ(もちろん良い意味でですよ(笑))ですな・・・)

いやぁ~ほんと、普段72ばかり作ってて
その辺りは良く分かってるつもりだったのですが・・・
ホビーショーで熱く語ってくれた社員さん、すいませんでした(汗)



あと、このようにスライド金型を使うことによって
モールドの潰れを防いだりしているって~のも、なにげに高ポイント!
(まぁ~このパーツも、下側が接合線になっちゃうんですけどね(汗))

こういう各部に見られる設計とかに
「がんばって作りました!」って感じが伝わってきて
なんかこう・・・・やる気が出てくると言うかなんというか・・・

とにかく嬉しくなってきちゃうわけですよね、ええ (^^ゞ


・・・・と、ここまでキットを褒めまくってますが
悪い点が無いかと言えばそうではありません



US-2の時もそうでしたが
写真のように位置決め用のピン・ホールの穴側に
けっこうバリが発生していたりするんです。

また、パーツをアンダーゲートにしてくれているのは良いのですが
そのせいで切り出しが少し面倒になっている部分があったりして
「もうちょっとだけ・・・・がんばれ!」感が・・・(笑)

でも、個人的にはコレくらいなら他の良さで十分帳消し出来るレベルなので
ほんと
カワイイもんでっせ~っ♪て感じでしょうか

なんかムッチャ上から目線で怒られそうですな (^_^;)


さて、パーツ単体での作りはこんな感じですが
次は組み立て&形状について書いておきましょう。



まずはザッと仮組みしてみました。

え~~~っと、なんか細かいパーツが全然付いていませんが(汗)
これは仮組み中にムッチャ面白くなってきてしまい
今すぐに組んじゃうのが勿体無くなっちゃったからなんです。

え~っと・・・・美味しいものは後から食べたいって言えば良いかな?
つまり、それくらいウヒョヒョヒョなキットってことですね♪

でも何も書かないとレビューになりませんので
ここまで仮組みした感想を書いておきますと
外形は・・・・

ヽ(*`Д´)ノ 詳しくないので、どこがどうってのは分かりません!!!

おいおい、レビューとちゃうんかい!
な~んて見てる人におこられそうですが
オカメは何処が何ミリとか言うよりも
「実機の雰囲気が出てて、作っておもろかったらエエやん♪」
ってスタンスなもんで・・・・・(汗)

いちおう「個人的な感想」として書いておきますと
オカメ的には実機の感じが良く出てて凄くカッコイイ!と感じました


とまぁ~こんな風に考証面ではグダグダですが(笑)
代わりに部品や組み立てに関して書かせてもらいますと
①パーツの合いは良好
②組み立てやすさも考えられたパーツ設計
③ポリキャップを使用した完成後の飛行・着陸状態選択や
ローターの脱着、ハッチ開閉選択など、ギミック的な面白さも有り!
④凸リベットは繊細でよいのだが
それを生かすために組み立てが面倒になるところが出てくるかも・・・・

今の段階では「意外と簡単に完成出来るんじゃないかな」って雰囲気ですが
これから出てくるであろう気になる点などは
製作記の方に順次アップしていきますので

 (ゝω・)v 乞うご期待♪

では・・・・・と・・・・・あっそうだ!
これも掲載しとかなきゃね!!



写真に写っているのは
デカール(余白も少なく悪く無い感じ)
組み立て説明書(中々細かいところまでシッカリ書かれており好印象)
ポリキャップ&金属シャフト(破損防止に役立ちそうですね)

さらにこのキットにはカラー印刷の
「初回特典・OH-1おまけ資料」と
「迷彩塗装参考図」(こちらは定番だと思います)が入っておりまして
こういうのを見てると、なんか子供の頃に戻ったみたいに
ワクワク、ドキドキしてきちゃいますよね (^^ゞ

あ゛あ゛あ゛~~~~~っ・・・
以前、航空祭に行った時に実機を見る機会があったのですが
こんなことならしっかりと資料用の写真をとっとけばよかったなぁぁぁ~(泣)

マイナーな陸上自衛隊の国産偵察ヘリコプターが
まさかのインジェクションキット化され
しかも自分が製作することになるとは・・・・・・


でも72スケールでの新規キット化はムッチャ嬉しいことですし
物自体も「かなり良い感じ」に作ってくれてますから
アオシマさんには素直に

(´;ω;`) 感謝っ・・・・! 圧倒的感謝っ・・・・!

ですね(笑)

2016年9月19日月曜日

16/9/19の更新分 プロペラ回転軸に鉛筆の芯の粉

完成させた機体の記録写真を撮る場合
やはりプロペラをグルングルン回した状態で撮りたくなってきますよね?

オカメも完成させたUS-2を
ペラを回した状態で撮影しようと思ったのです・・・・・が
これが中々大変なことになってしまいまして(汗)

結果的には上手く撮影できたのですが
同様のトラブルが発生された方々のヒントになれば、と
今回はその辺りの顛末を書かせてもらいます。

さて、軽く回るように製作していたプロペラですが
いざ完成してから回してみると
組み付け時より微妙~に重くなってしまいまして・・・・

しかも、その回転抵抗が各々微妙に違うものですから
当てる風が弱かったり強さにチョッとしたムラがあると
ビュンビュン、ヨレヨレ、全く動かず
一発ごとに回転数のバラツキが出てしまい

イメージ的には



こんな感じでしょうか(笑)

と言って全体に強い風を当てると
プロペラは回るんですけど
機体がブルブル揺れて写真がボケボケに・・・

う~ん、これじゃ~ダメだよね(泣)
ということで、少し対策を施してみることにしました。

と言っても大掛かりな作業ってわけでは無く
やったことはといえば
可動(回転)部分に「鉛筆の芯の粉」を塗っただけ。

たったこれだけですが
オカメの機体にはバツグンの効果がありましたので
もし皆さんが完成させた機体も同じ状況になった時
これで回転が軽くなってくれる・・・・かな? (^_^;)

手順としては



①紙ヤスリの上で鉛筆を擦り、「芯」の粉を作る
②適当にカットした紙の「縁」に作った粉を付けて
③エンジン~プロペラ間の隙間に紙を差し込み
プロペラを回しながら、「シャフト」や「他の接触部分」に紙の縁をゴシゴシゴシ
④ブオォォォ~~~~ン!!

注意点としては、粉を紙に付け過ぎないこと。
(オカメは極少量でも効果を感じることができました)
飛び散って他の部分を汚してしまったら大変ですからね

あと、機体に当てる風は
扇風機だと風量はあるのですが圧が足りませんので
家庭にあるドライヤーを使うと良いと思います。

オカメも、こいつを使うことによって




ムッチャ楽に作業を進めることができました (^^ゞ


と、まぁ~こんなわけで今回の作業報告はここまで。

自分は機体の汚れを嫌ってシャフトに粉を塗らなかったんですけど
完成後にペラの回転を重視するのでしたら
先に少しだけ軸に塗っておくのも良いのかもしれませんね。

(●^o^●) ではでは

2016年9月2日金曜日

アオシマ製 1/144 US-2救難飛行艇 プロペラ基部の組み立て方

アオシマ製US-2のプロペラはシャフトが非固定になっており
軽く息を吹きかけるだけでも軽く回転するようになっています。

ただし、適当にパパパッと組んじゃうと
それ位では全然回転しなくなってしまいますので
今回はその辺りの注意点というか、組み立てポイントを紹介していきたいと思います。


写真左側に写っているパーツがプロペラの基部になり
このシャフトをエンジン側のパーツに差し込んで
右側のストッパーで固定するようになっています。

ここで注意してほしいのは
ストッパーの縁に極薄のバリが発生しているということでして
このままの状態で組んでしまうと、ここが引っかかってしまい
スムーズな回転が出来なくなってしまうんですよね。


で、このバリを写真のように綺麗に取ってやるわけです。

作業的にはカッターの刃でこそいだり、紙ヤスリ等で削ったり
ようは綺麗に処理してやることが出来れば何でもOK。

オカメはスポンジヤスリを使い
写真のようにザッと角を落としてやりました (^^ゞ


次にパーツを切り出して反対側の処理を行います。

こいう極小パーツは指でつまんで行うと
作業がし辛いばかりか紛失してしまう可能性も出てきますので
写真のように爪楊枝に刺して作業を行うとよいでしょう。

スピーディー、かつ、仕上がりも綺麗になりますよ♪


では組み立てていきましょう。

まずはプロペラ基部のシャフトをエンジン側パーツに差込み
反対側にストッパーを差し込みます。

※この段階では接着しないように!

この時、写真のようにストッパーを奥まで差し込んで
基部とエンジン側に大きい隙間が発生しないようにしてやりましょう。


ただし、このやり方ですとパーツ間がギチギチになり
軽く回転するどころの騒ぎではありませんので(笑)
写真のように、パーツ間にカッターの歯を入れることにより
少しだけ隙間を空けてやります。

※注 
刃先にチラリと写っているのは
静電気で引っ付いてる唯の極小プラ片で
今回の作業には全く関係ありません (^^ゞ


で、この状態で裏側のストッパーを接着・固定してやります。

オカメは流し込みタイプの接着剤を使用しているのですが
どのような接着剤を使うにしても
ストッパーとエンジン側との間に
絶対に接着剤が入らないよう注意してくださいね。 (^_^;)


写真は今回の作業を行ったものなんですけど
パーツ間の隙間が程よい感じになっているのが分かるでしょうか。

これ位なら飾る時に隙間が気にならないと思いますし


上手く作業が出来ていれば
基部にプロペラを置いて(接着はしていなくても)
息を吹きかけるだけで


ブ~~~~~~ンンンン・・・・カラカラカラカラ・・・・・
ペラが6枚もあるのでムッチャ良く回ります(笑)

あとはこの作業を4回繰り返し
エンジン部分に接着してやれば作業完了です♪

クオォォォ・・・・・
早く完成させて4発の迫力を楽しみたいねぇぇぇ~~~!


ということで、今回のキット情報はいかがでしたでしょうか

プラモに慣れていない方だと
こういうところでつまずいちゃうパターンがありそうなので
(実際、もしオカメが子供の頃にこのキットを作っていたら
回らなくなってしまったりガタガタになっちゃったりしていたでしょうしね)
多少なりともお役にたてば・・・・と紹介させてもらいました (^^ゞ

今回は「キットそのままを使用し」「4個分のパーツを出来るだけ間単に」
「でも出来るだけカッチリと均一に攻めた隙間調整を」
というのを主眼に書いてみますので
製作される方のスキルによって
「んなもん一々書かんでも楽勝で出来るわ(笑)」と言う方もいれば
「チョッと細かくて難しい・・・」と言われる方もおられるでしょう。

プラモの製作に関しては千差万別が当たり前

なので、今回のように詰めた位置で接着を行わずとも
もう少しアバウトな位置に固定しても良いですし
細かい接着が苦手の方は、いっそのことストッパーを接着してしまわずに
最後にペラ(シャフト)を差し込むだけっていうのもありだと思います。
(下を向けると外れちゃいますけど・・・(汗))

そんなわけで、今回の作業紹介はあくまで「一例」として
まずは自分のペースでプラモ製作を楽しんでくださいね。

(●^o^●) では、良きプラモライフを

★★★追記★★★

完成後にペラをブンブン回したい人
もしくは機体の完成後に少し回転が渋くなったと言う方は
「16/9/19の更新分」に、その辺りの対策を掲載していますので
よろしければご覧になってくださいませ。

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