2015年7月7日火曜日

Mr.ドライブース

(株)GSIクレオスより発売されている Mr.ドライブースのレビューです。

これはどういう物かと言いますと、え~・・・早い話が乾燥機(汗)
ホコリを防ぎ、塗装の乾燥やパテの硬化促進に使用する機材です。

発売は2002年ですから(現在は2015年)
かなりのご長寿商品ですね (^_^;)


まずは外観、サイズは424×247mm高さは365mmで
結構大きい感じがしますが、これは主観的なもので
実物を見てもらわないと何ともいえませんね (^^ゞ

あと、前面の透明カバーがガバッと開くので物の出し入れは楽チンです。


操作部は写真のように非常~にシンプル。
一時間タイマー、もしくは連続運転の設定が可能です。

運転中は左のオレンジ色のパワーランプ、グリーンのイオンランプが点灯します。
ま、イオン発生器のオンオフは出来ませんから
インジケータの必要性は無いんですけどね(笑)


機能はさすがに専用品、塗装表面にやさしい対流乾燥方式。
オマケにマイナスイオン発生装置なんてのが入っているそうで
臭いの軽減や良い乾燥環境が作れるとのことです。

内部構造は写真のように非常~にシンプル。

下の太陽電池みたいなヒーターと、側面にサーモがチラリと見えるだけ
値段の割に安っぽい感じもするのですが
対流式ですし、これで必要十分ってことでしょう (^_^;)

乾燥室内の温度を計測してみると
写真の一番下のトレー位置だと40度強
一番上段のトレー位置だと37度ぐらいになっていました。


専用の引き出し式トレーが二枚付属しており
取り付け位置も4箇所選べるってのは結構便利♪

写真に写っているのは1/72のF-4ファントムとフランカー、
両機とも戦闘機としてはかなり大型の部類に入る機体ですが
1/72スケール位の機体なら楽勝です。

でも1/48スケールとかになると
機種によってはちょっとキツイかもしれませんね


次に、他に使用している食器乾燥機の紹介もしておきましょう

これはリサイクルショップで購入した食器乾燥機、日立製の温風式です。
値段は・・・え~っと、当時で3000円位だったかな?


作りはさすがに家庭用白物電化
ハードな使用にも耐えるようにしっかりと作られています。
特に透明カバーのヒンジ部が、クレオス製に比べてしっかりと出来ているので、
バッコンバッコンと手荒に開閉しても安心ですね。

中はこんな感じで、上下に並べて使えるクレオス製に比べると
一度に使える範囲は少し狭いです。

温度の方は、温風が下からガンガン出てくるタイプなので
結構・・・というか、かなり高くなります。
連続で使用すると、容器内温度で70度以上!
温風を直に当てるとそれ以上になりますから・・・かなりヤバイです

なので、オカメは下に箱などを置いて
直で温風が当たらないようにして使用しています。

※写真では下にキズ防止用の布を置いていますが
これは紹介用に塗装済み機体を置いた為で
この乾燥機を使用する時は、基本、下に布をひきません
ただし、クレオス製の方はケースバイケースってところかな
(下記の使い方を参照)

さて、この二つの乾燥機
購入して10年以上?使用していますが、いまだ現役バリバリ!

食器乾燥機の方は高温になりますので
冬場などに塗装面(表面)をサッと乾かしたい時などに使用し
クレオスのブースは
たとえばパテの乾燥や厚めにクリアーを吹いた時のように
ジックリと中まで乾燥させたい時に使用しています。

個人的には「あって損はしない」機材と言えますが
無ければ無いでどうにかなっちゃますから
ま、その辺りは購入される方しだいってことでしょうね

(ゝω・)v でも冬のプラモ製作時に役立つことは間違いないよん

最新の更新履歴

10.23 製作中のブリティッシュファントムFG.1を更新
10.11 製作中のVF-4ライトニングⅢを更新
10.08 制作中にVF-0S フェニックス バトロイドを追加