これはどういう物かと言いますと、え~・・・早い話が乾燥機(汗)
ホコリを防ぎ、塗装の乾燥やパテの硬化促進に使用する機材です。
発売は2002年ですから(現在は2015年)
かなりのご長寿商品ですね (^_^;)
まずは外観、サイズは424×247mm高さは365mmで
結構大きい感じがしますが、これは主観的なもので
実物を見てもらわないと何ともいえませんね (^^ゞ
あと、前面の透明カバーがガバッと開くので物の出し入れは楽チンです。
操作部は写真のように非常~にシンプル。
一時間タイマー、もしくは連続運転の設定が可能です。
運転中は左のオレンジ色のパワーランプ、グリーンのイオンランプが点灯します。
ま、イオン発生器のオンオフは出来ませんから
インジケータの必要性は無いんですけどね(笑)
機能はさすがに専用品、塗装表面にやさしい対流乾燥方式。
オマケにマイナスイオン発生装置なんてのが入っているそうで
臭いの軽減や良い乾燥環境が作れるとのことです。
内部構造は写真のように非常~にシンプル。
下の太陽電池みたいなヒーターと、側面にサーモがチラリと見えるだけ
値段の割に安っぽい感じもするのですが
対流式ですし、これで必要十分ってことでしょう (^_^;)
乾燥室内の温度を計測してみると
写真の一番下のトレー位置だと40度強
一番上段のトレー位置だと37度ぐらいになっていました。
専用の引き出し式トレーが二枚付属しており
取り付け位置も4箇所選べるってのは結構便利♪
写真に写っているのは1/72のF-4ファントムとフランカー、
両機とも戦闘機としてはかなり大型の部類に入る機体ですが
1/72スケール位の機体なら楽勝です。
でも1/48スケールとかになると
機種によってはちょっとキツイかもしれませんね
次に、他に使用している食器乾燥機の紹介もしておきましょう
これはリサイクルショップで購入した食器乾燥機、日立製の温風式です。
値段は・・・え~っと、当時で3000円位だったかな?
作りはさすがに家庭用白物電化
ハードな使用にも耐えるようにしっかりと作られています。
特に透明カバーのヒンジ部が、クレオス製に比べてしっかりと出来ているので、
バッコンバッコンと手荒に開閉しても安心ですね。
中はこんな感じで、上下に並べて使えるクレオス製に比べると
一度に使える範囲は少し狭いです。
温度の方は、温風が下からガンガン出てくるタイプなので
結構・・・というか、かなり高くなります。
連続で使用すると、容器内温度で70度以上!
温風を直に当てるとそれ以上になりますから・・・かなりヤバイです
なので、オカメは下に箱などを置いて
直で温風が当たらないようにして使用しています。
※写真では下にキズ防止用の布を置いていますが
これは紹介用に塗装済み機体を置いた為で
この乾燥機を使用する時は、基本、下に布をひきません
ただし、クレオス製の方はケースバイケースってところかな
(下記の使い方を参照)
さて、この二つの乾燥機
購入して10年以上?使用していますが、いまだ現役バリバリ!
食器乾燥機の方は高温になりますので
冬場などに塗装面(表面)をサッと乾かしたい時などに使用し
クレオスのブースは
たとえばパテの乾燥や厚めにクリアーを吹いた時のように
ジックリと中まで乾燥させたい時に使用しています。
個人的には「あって損はしない」機材と言えますが
無ければ無いでどうにかなっちゃますから
ま、その辺りは購入される方しだいってことでしょうね
(ゝω・)v でも冬のプラモ製作時に役立つことは間違いないよん