2014年2月24日月曜日

14/02/24の更新分 ハセガワ製 VF-25メサイアのレビュー(その2)



キョ~~ッ!
ハセガワ製1/72、VF-25Fメサイア 完成で~っす♪


★★今回も写真をクリックしたら大きい画像で見れますよん♪ ★★

クウ~~~ッ・・・・・初めてVF-25を目にした時の衝撃が蘇りますね
ほんと、VF-25はカッコイイ~~!

まぁ~細かいところでは色々とありますが(その辺りは製作記の総評を見てね)
そういう所を差し引いても
やはりハセガワアレンジのVF-25・・・・
良いんだなぁ~~~~これがっ!!(●^o^●)

で、気分が良いのでレビューの第2段をやっちゃうよ~♪

前回(2013.11.17)は仮組み状態での比較だったので
塗装が終わった今回の方が感じがつかみやすかな?
んじゃ~いってみましょう。


写真左側がハセガワ製、右がバンダイ製です

まず正面からの比較

前にも書きましたが、コクピットやストレーキ周りが
実在する飛行機のような感じにアレンジされてますね。


機体後半、胴体側も微妙にハセの方が微妙にシュッとしてるかな?

でもこの辺りに関しては、その差は微妙・・・・といったところで
機首側程には違いを感じません(汗)


側面は、やはりコクピット周りのラインに違いがはっきりと出ています
と言っても気にしなきゃ分んないレベルの話ですが(笑)

奥のバンダイ製は、キャノピー周りのアウトラインが
機体側と一体感のある繋がった感じになのに対し
手前のハセガワ製は少しポッコリと飛び出ているような感じ。
F-15や16みたいに、格闘戦重視の実機などによく見られる
視界の広さを意識したデザインって感じですね

また、キャノピー後側の膨らみ(ドーサルスパインっていうのかな)も
ハセガワ製の方が微妙に滑らかなラインで実機っぽい感じ・・・・・かな


次は下面

やはり飛行形態固定の強みか・・・・・・
機体の下面で一番目立つインテーク周りの形状は
ハセガワ製の方が圧倒的に「それっぽい雰囲気」に仕上がっています。

ただ、これらは2つを「並べて見たら分る」という位ものですから
バンダイ製も、悪いというわけではないんですよ、ええ

唯一バンダイ製で辛い箇所といえば・・・・・降着装置周りかなぁ
脱着式になっているのでゴツ過ぎるんですよね。

でも強度があるため、ギアを降ろした着陸状態に収納した飛行状態
どっちでも好きに選択出来るって~ところは
大っきいアドバンテージといっても良いでしょう (^^ゞ

(・e・)b  で、結論

今回のハセガワ製VF-25は、今までのハセガワ・マクロスシリーズと同じく
飛行形態のバルキリー「だけ」が欲しい人にとっては
最っ高~~の製品に仕上がっていると思います。

完全に飛行形態に特化していますので余計な組み立て(手間)が不要
そしてなにより、外形が完全に飛行機の「それ」になっているって~ところが
オカメを含めたそういう人にとってドストライク!

ほんと、よくぞ・・・・よくぞ出してくれましたと言いたい位に良いキットでした

あと、これだけハセガワ製を褒めちぎることによって
バンダイ製が悪いと言っていると勘違いされては困りますから
少し述べさせてもらいますと
バンダイ製VF-25もプラモデルとしては
「恐ろしいほど素晴らしい」もので
3形態完全変形の、ギミック、強度、デザインのバランス
それらをこの次元で融合、立体化させた
まさに奇跡と言ってもよいレベルの神キットだと思います。

ようは、その人の求める価値観によって
プラモの価値(評価)は上がったり下がったり変化しますので
自分が作りたいと思ったキットを買ってきて、楽しく作れれば
それが一番って~ことですね(●^o^●)

さて、メサイア完成の興奮冷め止まぬ中
次回はとうとう我がホームページのメイン
自衛隊機のお披露目です!

(`・ω・´)v お楽しみにっ♪

2014年2月20日木曜日

14/02/20の更新分 ハセガワキットの早乙女アルト

さて、VF-25がとうとう完成に!

で、ラストに付属のパイロットフィギュアを仕上げてやるわけですが
劇中に登場するこのパイロット、早乙女アルトというキャラでして
浜村淳さんっぽくに言うと「シュッとした美青年」なんですよね



ビジュアル的に描くとこんな感じ (^◇^;)

いかにもアニメ的体形のキャラですが
これを「飛行機のハセガワ」がフィギュア化したのが・・・・・・これだ!


ジャ~ン!


いやぁ~・・・・・まぁ~その~・・・・・なんです
ほんとに実在するパイロットって感じ・・・・と言ったらよいのでしょうか
完全にアニメキャラじゃ~無いです、これ(笑)
製作記でも書いてますが、ほんと、ハセガワって生真面目といいましょうか・・・・・

(`・ω・´) だがそこがいい!!

そう、実はハセガワ製のバルキリーってそういうところが魅力なんですよ
単体では少し不恰好なこれも、積んだら凄くさまになりましたしね
やっぱハセガワのバルキリーシリーズは最高~♪

で、完成まで長々と時間が掛かっちゃいましたが
ハセガワ製VF-25メサイア、次回の更新で完結です。

請うご期待!

2014年2月9日日曜日

プラッツ製 三菱F-1 キット付属品(搭載兵装等)の製作

このキットには造形の良い豊富な装備品が付属しておりまして
それらは説明書の通りに「塗装するだけ」でも
十分見栄え良く仕上げることが可能になっています。

が、しかし!付属の高品質なデカールを使用することにより
更に精緻で雰囲気良く仕上げることが可能なんです。

でもね・・・・精緻=細かくて色々な面で「面倒臭い」とも言える訳でして(笑)
皆さんが製作する時にその辺りを手間を減らし、完成への助力になれればと
今回はオカメの製作した時の記録というか
色々気がついたりした点を少し紹介させていただきます。



では各2個ずつ入っているASM-1対艦ミサイルと
AIM-9L サイドワインダーから。

まず上に2発写っているASM-1ですが
本体側の塗装はキット指定の308番グレーで問題ないと思います

ただ、先端弾頭部分の指定がつや消しブラックになっているのですが
実物のこの部分は少し緑掛かった色になっており
モデルアートプロフィール等々の資料本なんかを見てみると
オリーブドラブの方が実物に近い色になるとのこと。

クレオスからはオリーブドラブが2種類出ているのですが
オカメは38番のオリーブドラブ(2)を使用してみました。
え~っと、WW2のアメリカ戦車の色って言えば分りやすいかな?

いえね、ぶっちゃけどっちでも良かったんですけど(笑)
硬質感を出すために本体側を2/3つや消し位にしていますので
「弾頭部分はつや消しの方がいいや」ってな感じでコッチを選んじゃいました。
我ながらいい加減だなぁ~とは思いますけど
ま、プラモの色に関して正解なんて物はありませんしね (^^ゞ

さて貼り付けるデカールですが、写真に写っているミサイルの
上側、向かって正面側がミサイル上面(2つ固定用の凹みがありますよね)
下側がミサイル左側面になります。
つまりハッチ?っぽい印刷が左側面にくるように貼ればOKってことです。
フィンの細かいコーションは大体こんな感じで良いと思います。

ちなみに2種類ある良く似たコーションデカール(AS3&4とAS8&10)ですが
PTMと書かれているタイプ(AS3&4)は訓練弾用です (^^ゞ

次はサイドワインダーの塗装で
指定は本体側308番グレーに弾頭部は28番黒鉄色一色になっていますが
本体側は指定そのままの308番
弾頭部分は、筒状の本体部分はオリーブドラブで
ウイング部のみツヤを落とした黒っぽいメタリックグレーを使用してみました。

先端部分は一段後ろ側が8番シルバーで
最先端のシーカー部分は微妙にグレー掛かった白色
オカメはグランプリホワイトを使いましたが
まぁ~この辺りは適当に白でも良いんじゃないでしょうか

あと、ほんとは後ろ側ウイングの角の辺りに金属色部分があり
塗装で表現してやっても面白いと思います。
オカメは面倒なので(笑)今回はパスしていますが
拘る方は頑張って再現してやってくださいね。

デカールの貼り付け位置ですが、初心者の方ですと
説明書の図では前後方向の位置は把握出来ても
グルリと巻きつける、円周方向の位置で迷ってしまうと思います。

え~っと、写真で黄色線の後ろ・・・・・弾体中央付近に
銀・赤・緑の小さいコーションマークがあるのが分りますでしょうか?
このマークが、機体に接着する面の正反対側にくればOK。
つまりランチャーの正反対(外側)ってことですね。

他にも微調整(加工等も)をした方が良かったりする所もあるのですが
そのまま塗って貼っ付けるだけでも写真位に仕上がってくれますから
ま、これで十分じゃ~ないでしょうか (^^ゞ


爆弾ラックは4発用が1つに2発用が4つ
でも2発用はデカールが2個分しか付いてません(笑)

ま、残りの2つはランナーの関係でオマケ的に付いてきたような感じですので
どうしても使いたい方は内側パイロンにでも持っていってやればOKかな。

色は説明書に書かれていないのですが
機体下面と同じ色で塗装してやりましょう。

(注)キット指定色に間違いがありまして、機体下面色は317番のグレーではなく
325番のFS26440グレーが正解のようです。

CBLS-200ディスペンサーは普通に白で塗装すれば良いのですが
側面のモールド形状に少し問題があり
付属デカールを使用しようとすると、少しおかしくなってしまいますので
オカメはスミ入れだけで仕上げています (^_^;)

あ、でも赤い三角のコーションだけは貼っておきましょうね。

下に吊るされる25ポンド訓練弾は
指定色が58番黄桃色になっているのですが
何か変に感じましたので59番のオレンジで塗装しています。

写真のように細かい注意書き?のデカールが付いていますが
これは上面に来るようで、外から殆ど見えなくなりますから
貼らなくても問題無いかと思います。

あと、弾体側面に貼る「向かい合った白い矢印」は
アーム側になる片方をカットして写真のように貼り付けています。
でもこれ、側面で見えはしますがムッチャクチャ小さいので
一緒に省いちゃってもそれ程気にならないかな (^^ゞ

翼端のランチャーは本体は白
最後尾が航法灯になっていますので右は青色、左は赤色に塗装します。
シルバー塗装後にクリアカラーで色を付けても良かったのですが
実機の色がキラキラと言うよりは、黒っぽい暗い色になっていますので
普通の赤青単色に黒を混ぜた色で仕上げてみました。

(;^ω^) この方が楽だしね(笑)

側面のランチャーレール部分は、デカールが付属しているのですが
長さが足りず色的にも「コレじゃ無い」感が強いため
黒っぽいメタリック色を作って塗装で仕上げています。

あ、でも裏側のコーションデカールは使用してやりましょうね。



はぁ~疲れたぁ~っ・・・・・ (^_^;)

これにて付属品の作業情報コーナーは終了です。
まぁ~機体側に続き(良い方向に)色々と驚かせてくれるキットでしたが
ちょっと気合を入れすぎって気がしないでもありませんね(笑)

特にデカールが細かく分割されていますので
手間が掛かる上に難易度が高い高い(汗)
(まぁ~その分、余白が少なく仕上がりが良くなりますけど)

キット製作に慣れていない方や時間が惜しいと言う人は
思い切って貼り付けるデカールを間引くの一つの手だと思います。
オカメは今回キットレビュー的な物も兼ねて、バカ正直に細かく貼っていきましたが
次回製作する時は少し減らして貼る可能性が大だと思いますし(笑)

でもね、減らすことは簡単に出来るけど
無い物を一から作るとなると、これはまた大変なことになるわけで
やっぱ最初っからこんだけボリュームを持たして製品化してくれてるって
凄~~~くありがたいことだよね♪


う~ん!プラッツさん・・・・・良いキットをありがと~ v(●^o^●)v




2014年2月7日金曜日

プラッツ 1/72 三菱F-1支援戦闘機 説明書の記載間違いなど(まとめ)

2013年11月、有限会社プラッツさんより
1/72スケールで三菱F-1支援戦闘機のキットが発売されました。

アナウンスから約2年!も待たされたわけですが
さんざん待たされただけのことはありまして
その内容は、まさに至高の一品!
・・・・・・って言ったらチョッと大げさですが(笑)
自衛隊機好きのオカメには最っ高~のキットに仕上がっておりました。

さてこのキット、物としては凄く良い物なのですが
実は説明書に間違いや足りない所があったりしまして
キット製作に慣れていない方ですと、え?、あれ?、なんでやねん?
こんな感じで?マークが出まくりになっちゃうこと必至なんです (^_^;)

というわけで、このキットを製作される自衛隊機ファンのために
説明書の「間違い」を書き出させていただきます。

★★これは発売時の極初期ロットでの間違いですので
後発ロットでは修正される可能性があります。
ですので作業前に必ずご自分の製作されるキットに照らし合わせ
間違いが無いか、ご確認をおねがいします。

・コクピットのメーターパネルB19はB23の間違いです。
・説明書に書かれていませんがB18の隔壁パーツが取り付け可能です。
・主脚パーツのB35とB36は左右で逆になっています。
・機体下面の指示色が317番になっていますが325番が正解みたいです。
・デカールのK(番号)はカメラパーツJ6の代替用わりですので
 使用しない時のみ貼るようにしましょう(説明書の図が間違っています)
・機体下面に付くデリンカー(B50)は、316番の白が指定になっていますが
 実物は黒っぽい金属色になっています。

ここではパッと分りやすいように
説明書の間違っている点を箇条書きで上げているだけですので、詳しい内容は
この自衛隊機のキット情報内にあるプラッツ製三菱F-1のページと
製作記(現在製作中です)の方を見てくださいね  d(●^o^●)




プラッツ 1/72 三菱F-1支援戦闘機 脚周りの組み立て

今回は、F-1の「足回りの製作」です

このキット、脚周りの「作り自体」は中々の物になっているのですが
製作するにあたり「?」・・・・・というか色々問題な点が多々ありまして
飛行機のキット製作に慣れていない方ですと
組み立て時に色々と悩んだりトラブったりしまう可能性が高いと思います。

そこでオカメが製作時に気付いたそういう箇所を
作業手順に沿い、写真を使って細かく紹介させてもらいますので
トラブル回避や製作時のヒントとして活用してくださいませ

あ、一応言っておきますが
「この通りにしなくてはならない」ってことではありませんよ
あくまで一例、ヒントや情報として捉えてくださいね~ (^_^;)


まずはパーツの切り出しです。

この機体の脚周り、単純なシリンダー形状の大戦機等に比べると
かな~り複雑な構造になっていますので
必然的にパーツ数が少し多めになっています。

ただ、部品の成形が良好ですので
ランナーからの切り出しやパーティングラインの処理作業は
楽に進めることが出来ると思います。

良く切れるニッパーやカッター等を使い
破損に注意ながら写真のようにパーツを単体状態にしてやりましょう。


次に組み立てていくのですが、ここで大きな問題が・・・・

まず説明書に書いてあるパーツ番号に間違いがありまして
なんと!
主脚メインシャフト部分の番号が左右で入れ違いになっているんです。

(;´Д`) 具体的に言うと、B35とB36が逆ってことですね・・・・

写真右側に写っている主脚パーツの先端部分を見てください。
これは左側の主脚になるのですが
メインシャフトの先端部分に、斜めの小さな平面部分がありますよね
これがパーツの前後でいうと後ろ側になりまして
裏側にはこれがありませんので、実物をみてもらうと直ぐに分ると思います。

この部分が機体に接することにより接着強度と取り付け角度を出すようになっていますので
間違えないように注意してくださいね。

前側に付くB48&49のリンクパーツですが
説明書のイラストでは接着箇所がチョッと分りにくいと思いますので
この写真を参考に位置決めしてください。

あと、このリンクパーツとシリンダーパーツの接着箇所に発生する分割ラインは
(写真の右側に写っているパーツのシリンダー先端部分に出ていますね)
実機にはありませんので、ゼリー状瞬着なんかを軽く盛り
カッターでサッと整形してやると雰囲気が良くなってくれますよ♪


接着が終わりましたらパーツに着色していきましょう。

まずは全体を白く塗っていくのですが
指定のクレオス1番ホワイトは隠ぺい力が弱く、厚塗りになりがちですので
オカメは同社のGX1番クールホワイトを使用しています。

まぁ~厚塗りにならなければ、どこのメーカーの物でも良いんですけどね
拘る方でしたら、自衛隊特色セットに入っているC378番
JASDFランディングギアホワイトなんかを上塗りしてやると面白いかな (^^ゞ

筆塗りだとモールドがヌルくなりがちですので
エアブラシを持っている方は、希釈をいつもより少し濃い目に調整し
薄く数回に分けて吹き付けてやると綺麗に塗れると思います。

あと、タイヤ&ホイルの塗装手順はこのやり方が正解ってわけではありません
先にタイヤの黒を塗ってからホイルの白を塗る(吹き付ける)と言う方法もありますよね
その辺りは臨機応変、自分がやりやすいと思う方法でやっちゃってくださいませ



さて、ホワイトをよ~く乾燥させたら
部分塗装、スミ入れ、デカール貼りでパーツを仕上げていきましょう

まずはメインギア(主脚)
基本的に白一色なのですが、実機では前後に2つ並んだ後ろ側シリンダーの下部に
可動するシャフト部の金属色がチラリと見えていますので
面相筆などでチョチョッとギラギラ系のシルバーなんかを入れてやると
雰囲気がグッと良くなってくれますね♪

前に付くランディングライトは、説明書で塗装色が指示されていませんが
脚柱と同じ白色ではなく、実物は少し曇った感じのシルバーになっています

クリアープラで成形されていますので
オカメはまず裏側にギラギラ系のシルバーを塗り
その上にグレーを混ぜた8番シルバーを上塗りして表現してみました。
ただチョッと手間ですので、それほど拘わらないのでしたら
生の8番シルバー単色塗りでも全く問題無いと思いますよ (^^ゞ

パーツの造形が良いので基本塗装にブラック+茶色のエナメルでスミ入れしてやれば
かなり雰囲気良く仕上がってくれますが、今回は気分がのっているので
シャフト部分にある帯状のバンド部分にシルバーを入れてみました♪

これ、パイプや配線を固定する為の薄い金属製バンドで
実物はこんなにゴッツくないんですけどね(笑)
でも模型的に良いアクセントになってくれますから
こういうのも悪くないと思いません?

あ、そうそうデカールですが、PC6番は指定通りに貼り付ければOKですが
PC9番は貼り付け位置が間違っていますので
写真を参考に変更してあげてくださいね。

あと2枚目の写真のように後ろ側に一箇所
サービスで印刷されていた適当なコーションを貼っ付けてます。
小さいことですが、気分は盛り上がりますよね~


前脚はシリンダーのシャフト部分にシルバーを入れてデカールを貼るだけですが
パーツが小さい為、デカールが凄く貼りにくい・・・というか、合わないです(汗)

タイヤを固定するアーム部分のデカールは大体こんな感じの位置でOKでしょう
いや、もうちょっとだけ上ずらした位置が良いかな?

上側にある黒い大きなコーションラベルはサイズが大きすぎ
そのままでは貼れませんから一部トリミングしてサイズを小さく
特に下側は形状に合せて少し斜めにカットしています。

実機とは表示部分の印刷に違いが出てしまいますが
貼り位置の凹凸でラベル表面がデコボコになっちゃうよりは
ここはフィッティングを重視した方が良い結果になるんじゃ~ないでしょうか (^^ゞ


さて、これで脚周りパーツが単体状態で組みあがりました。
この状態まで持ってこれたら後は機体に取り付けるだけ♪

ク~~ッ!デカールを貼って塗装するだけでこの仕上がりだもんなぁ~
ほんと、嬉しくなってきちゃいますね (●^o^●)

あ、左横に写ってるのはノズル周り
外側のカバー部分と内側の可変機構部分が別パーツ化されており
塗装が楽な上に仕上がりも最っ高~

ただ外側のカバーパーツは出口の縁部分にバリが発生してしまっていますので
切り取って綺麗な円形になるよう処理してやると仕上がりが更に良くなりますよん

★では出来上がった脚パーツを機体に接着していきましょう。
F-1の主脚周りは複雑な構造になっていますから
落ち着いて、注意しながら作業を進めてくださいね。


では作業を始めます。

まず主脚周りですが、複雑な構造になっているため
一気に組んでしまおうとすると、そのつど修正が必要になり
あれこれやっている間に失敗してしまう可能性が高いと思います。
ですので、ここでは作業をパーツごとにカッチリと
ステップを進めていくような感じで進めるやり方を紹介させてもらいます。

では主脚本体を機体に合せて(仮組みして)正面から見て見ましょう。
おそらく外側のサスペンション部分が内股になったり
外開きになっていたりすると思います。

で、正面から見た時、このサスペンション部分が
写真のように垂直になるように接着してやればよいわけです・・・・が
もしかしたらパーツを少し加工しなくてはならないかもしれません。

オカメの場合は内股状態になっていましたので、機体と接着する面を少し削り
広げる方向に修正する必要がありました。

これは製作時の個体差が関係してきますから
どこをどう削れば良いということは言えないのですが
当りの強い箇所を少しずつ削るという作業を繰り返し
サスペンション部が垂直になるように調整してください。

もちろん接着により角度調整が効く場合は
削らなくてもOKですよ

あっそうそう、この時、2本並んでいるサスペンション部分が
前後方向に真っ直ぐになることも忘れないようにしてくださいね。


仮組みで正面からは垂直、前後方向は真っ直ぐになるようになったら
主脚本体を機体に接着してやりましょう。

今度は側面からの写真ですが
主脚全体が前に傾いているのが分るでしょうか?
実機の主脚も、こんな感じで前に傾いて付いていますので
ここを真っ直ぐ接着してしまわないように気をつけてくださいね。

取り付け角度は・・・・・・う~ん
写真よりもう少し傾いていた方が良かったのかもしれませんが
まぁ~その辺りは自分で実機写真等を調べて判断してください (^^ゞ

主脚の接着が終わったらタイヤを取り付けるのですが
これは普通に地面から垂直、前後方向に真っ直ぐに取り付ければOKです。


主脚がしっかりと接着出来ましたら
B37&38のリンクパーツを取り付けてやりましょう。

説明書では接着位置が分りにくいと思いますので
この写真を参考に位置決めしていただければよろしいかと思います (^^ゞ

主脚シャフトの根元部分に平たい部分がありますので
そこにパーツ後端のジョイント部分を接着し
前側のジョイント部は胴体にある凸モールドに合せるようになっていますが
そのままでは楽にパーツが合わないため、はめ込み部分の後ろ側を削って
(え~っと、左下に反対側のB38パーツを写していますが、これで分るかな?)
全体的に少し前側にスライドできるようにしてやりました。

これでしたら0.5mm程度の誤差ですみますから
あれこれと削りまくって収集がつかなくなるよりは良いんじゃ~ないかな (^^ゞ


後は側面のI(アイ)10&11番、シリンダーのパーツを接着してやればOK
これも写真を見ていただければ位置が直ぐに分ると思いますが
チョッと注意点というかオカメが行ったことを

パーツの取り付け時、主脚側にあるピン&ホール部分はそのままで
リンクに取り付ける前側の部分のみピンを切り飛ばし
元の接着位置より少しずれた所に接着しています。

写真で見たら穴が開いていますよね
ほんとはここにシリンダーパーツの先端が来るようになっていたんですけど
そのままでは綺麗に合わなかったもので(汗)

もっと主脚を傾けて接着していれば合ったのかな?
でもこの部分って、後でカバーを被せて見えなくなっちゃいますから
・・・・・・・問題ないよね (^_^;) うん


これにて主脚関係の接着作業は終了~♪

う~ん、いい感じに仕上がりましたね (●^o^●)


次は前脚関係の接着作業です。

複雑な主脚と違い、前脚はオーソドックスな形状をしていますので
接着に関しては特別気を使うような所はありません。
普通にパーツを差し込んで普通に流し込み接着剤で固定するだけ

(;^◇^)・・・・・と、いきたかったのですが・・・・

やはりここにも少し問題がありまして
前脚の真ん中位と脚収納庫を斜めに繋いでいるロッド(B44)が長いため
そのまま取り付けちゃうと、このパーツが干渉して
前脚が少し前側に傾いてしまうんです。

う~ん、実機の前脚は垂直に伸びており
こんな感じにはなっていませんので、これはチョッと気になりますよね (^_^;)

というわけで、オカメは最初に前脚だけを機体に接着し
完全に固定が終わった時点で、このロッドパーツを取り付けることにしました。

もちろん先に述べた問題で、ロッドはそのまま取り付け出来なくなっていますから
パーツを削って短くする加工が必要になってきます。
オカメは外から良く見える前側の接着箇所は弄らず
脚収納庫に差し込む側のみをガリガリ削って短くしてみました。

すでに前脚は機体にしっかりと固定されており
仮組を繰り返して削っていけますので作業的には簡単だと思います。


反対側はこんな感じ
主脚側に負けず劣らずの精密感が素晴らしい~♪

あと、脚関係のパーツを接着し終わって地面に立たせてみると
機体が少し尻下がりになっているので
一瞬「うわっ!組み立てに失敗してもうたぁ~っ!!」
と、あせってしまう方も多いと思います。

でもご安心を
実は実機もこんな感じになっており、尻下がりになるのが正解です d(^^ゞ


さて、これにて脚周りの組み立て作業の紹介は終了です。

実機の複雑な脚回りを再現するため、少し面倒なパーツ割りになってはいますが
パーツの精度が良いので、今回のように一つ一つキッチリと作業を進めていけば
特に大きなトラブルに見舞われる事は無いと思います。

というか、これだけリアルな脚周りが、この程度の手間で組めるんですから
やっぱこのキットは素晴らしいですね♪

あと、今回紹介したやり方はオカメが今回行った作業に沿ったものですので
絶対的な正解とは言えません。
他に自分がやりやすそうだと思うやり方があるのでしたら、それが正解!
これはあくまで一例ですから
自分に合ったやり方で楽しく作ってくださいね

(●^o^●) では


最新の更新履歴

10.23 製作中のブリティッシュファントムFG.1を更新
10.11 製作中のVF-4ライトニングⅢを更新
10.08 制作中にVF-0S フェニックス バトロイドを追加