ウキョ~~~~ッ!
2016年8月末、株式会社 青島文化教材社(アオシマ)さんより
海上自衛隊の救難飛行艇 US-2が1/144スケールで発売されました。
今年の春、静岡で行われたホビーショーで
テストショット(実物)を見た瞬間に一目ぼれしてしまいまして
発売をまだかまだかと待ち望んでいたんですよね
で、発売と同時に
※今回は写真クリックで1024×768で表示できるようにしています
(●^o^●) 速攻で買っちまいました♪
もう~嬉しくって嬉しくってたまりませんので
すぐに製作(製作記)を開始するつもりなんですけど
まず先に、こちら本館の方で軽~く
ファーストレビュー的なもの(笑)をさせてもらおうと思います。
で、まずは箱から
US-2が離水するボックスアートがカッコイイ~~~ッ!
ウォーターラインシリーズの護衛艦で
某国の不審船や領海侵犯の偽装漁船、はては空母が撃沈されていたりと
けっこうスカッとさわや・・・・いやぶっ飛んだイラストで攻めてくるメーカーだけに
今回はキャスターの救命ボートが出てくるんじゃないかと思っていたのですが
意外とオーソドックスな物になっちゃいましたね(笑)
でも、まぁ~カッコイイからいっかぁ~ (^^ゞ
さて、次は箱の中身を見てみましょう
メインになるのは
機体や主翼等々、主要パーツ用の大きいランナーが3枚に
細かい小パーツ用のランナーが1枚。
それにプラスしてディスプレイスタンド用のパーツが一袋付属しています。
それほど複雑な形状の機体ってわけではありませんので
胴体や主翼等々、主要パーツはほぼ単純な分割で一体成形されており
パーツ総数は少なめで、非常に組みやすい設計になっています。
サイズ的にはこんな感じ。
手前の単三電池と比べてみてもらえば分かるように
大きすぎず小さすぎずのベストサイズだと思います
(あくまで個人的意見としてですけどね)
パネルラインやリベット等は少し強めの凹モールド。
最近のハセガワやタミヤ製品のように
カチッとシャープな雰囲気はありませんが
まぁ~これ位なら合格点をあげても・・・・・良いかな? (^^ゞ
また、機体後部のリベットに少しうるさいような感があったりもしますが
濃い色でスミ入れを行わず、淡色、もしくはスミ入れ無しで仕上げてあげれば
機体表面の程よいアクセントとなって
面白い仕上がりになってくれそうです。
クリアパーツは、まぁ~・・・普通・・・と言ったらよいのかな?
特別薄くて綺麗ってわけではありませんが
厚すぎないし透明度も中々良好
ほんとに、いわゆる「普通」の作りになっています。
でもクリアパーツって、不具合があると修正等が大変ですから
飛行機モデルにとっては普通=実質は上々だったりするんですけどね (^^ゞ
あと、このキットで驚かされたのは
写真に写っている機首に入れる為の専用鉛(オモリ)が入っていたことでして
大体の飛行機キットでは、この辺りに何g入れろ的に
サラッと書いてあるだけだったりしますので
こういうのはユーザーフレンドリーで素晴らしいと思います♪
写真右上のパイプ状の部品は
プロペラのシャフトを外れなくする為のキャップで
雰囲気的にポリパーツだとばかり思っていたら
実際は機体側と同じプラ製でした・・・・ (^_^;)
デカールは国内キットでよく見られるタイプの物で
おそらくオフセット印刷でプリントされた品になっています。
そう悪い品質では無さそうな感じですが
唯一気になる点は印刷してある赤の発色でして
「朱色」というほど悪くは無いのですが
自衛隊機好きとしては、やはり日の丸は「濃い赤」にして欲しかったなぁ・・・
でも実際に貼ってみれば、周りの濃いブルー(機体色)との対比で
濃く見えるようになってくれるような気もしますし
ま、その辺りは製作が進んでからの結果待ちってところでしょうか
ぶちゃけ、プラッツ製キットみたいに
カルトグラフ製だったら最高だったんですけどね (^^ゞ
さて、これにてパーツの紹介は終了
次は仮組みを行ってみましょう。
え~っと、パーツを切り出してマスキングテープでペタペタ
ペタペタペタ・・・・・
ヽ(*`Д´)ノ フオォォォ~~~~ッ!!!
あっっっという間に組みあがってくれました(笑)
クオォォォ・・・・
この組みやすさはどうよ?
そして、この組み終わった時のカッコよさにより
倍率ドン!さらに倍!!
大橋巨泉もビックリの素晴らしさ!!!!
(´;ω;`) ありがとう・・・ありがとう、青島文化教材社さん
ちなみにこのキット
脚を下ろした着陸状態や上げた飛行(もしくは離着水)状態が
選択出来るようになっているのですが
それに合わせてフラップもダウン、アップ状態が選択出来るようになっています。
オカメは購入前、脚を下ろした状態で組もうかと思っていたんですけど
飛行艇のスッキリとした船型の下面&主翼のフラップダウンを見ていたら
あまりの綺麗さにチョッと考えが変わってきちゃいました (^_^;)
あと、このキットの何が良いって
前にも書きましたが、大きすぎず小さすぎずの絶妙なその大きさ!
そう!その「大きさ」がオカメの琴線というかなんというか
そいうのにビビビッと来るジャストサイズなんですよねっ!!
これはプラッツさんのC-46を作った時にも感じたのですが
やはり輸送機等の大型の機体に関しては
1/144がオカメのベストサイズということになりそうです (^^ゞ
おっと、そうそう
機体の下面も載せておきますね。
クゥ~~~~ッ!
やっぱ飛行艇は良いねぇ~
ロマンがあるよ、ロマンが(笑)
背中とサイドのポッコリ膨らんだ部分がセクシ~~♪
さて、今回のファーストレビューはいかがでしたでしょうか?
まだ製作をスタートしたばかりなので、細かい点は「これから」ではありますが
仮組みしてみた感想としては
オカメが思った通りのキットみたいで大大大満足!!
まさにこの一言ですね (^^ゞ
スケールモデルですから塗装は必要になってきますが
先に書いたように、モールドがクッキリ目になっていますので
(塗料で溝が埋まりにくいため)
エアブラシを持っていない方でも筆塗りでチャレンジしやすいと思います。
ただ、クッキリと彫られた胴体や水平尾翼等に比べると
主翼のパネルラインだけが少し浅くなっておりまして
(よっぽど厚く塗らなければ消えないレベルではありますが)
極一部に消えかかっている箇所もあり
キッチリと完成させたいのでしたら
一部に彫り直しの作業が必要になってくるんですよね・・・
でも、そこまで拘る人は全体の中では少数派でしょうし
製作記の方でも書かせてもらいますが
写真に写っている「主翼の桁の左右連結部分」のように
色々と作りやすさも考慮して設計されていますので
トータルで見れば
飛行機キットに慣れていない方でも、見栄え良く完成させやすい
良キットだと思います。
ということで、テレビで実機のUS-2を見て
綺麗な飛行機だし一度作ってみたいなぁ~と思ったそこのあなた!
そう、あなたです!!
オカメと一緒に、この最新キットにチャレンジしてみませんか?
航空機プラモの面白さにハマってしまうかもしれませんよぉぉぉ~~ ( ̄∇ ̄)