2013年11月24日日曜日

プラッツ 1/72 三菱F-1支援戦闘機 コクピットの製作

さて、今回は(有)プラッツさんから新発売されたキット
三菱F-1支援戦闘機のコクピットを製作してみましょう。


まずはパーツ構成から。

基本的には一般の飛行機キットと同じく
バスタブ形のコクピットにシートやメーターパネル等の部品を
取り付けていく形式なのですが、さすがに最新キットなだけはありまして
それ以外の細かい部分も別パーツ化により再現されているんです。

写真を見てもらえば分かると思いますが、総パーツ数は12!
(キャノピー内側に付くフレームパーツを入れると、その数なんと13パーツ!!)
72スケールのコクピットとしてはかなり多く
その上、モールドで表現された立体的なディテールが
更に!更に!!気分をグンと盛上げてくれます♪

素材は少し柔らかめのプラになっており
ランナーからの切り出し作業は、比較的楽に進めることが可能です。
とはいえ細かいパーツがありますので
無くさないように注意してくださいね。


では組み立てていきましょう。

F-1は後席側が電子器機室になっており
その後方カバーとコクピットの間には隔壁が付くようになっています

この隔壁パーツとコクピットの枠部分は2パーツで構成されているのですが
「ホゾ」の部分が少しキツく、差し込むだけですと
枠パーツの前側が少し浮き気味になってしまうんですよ。

ですから、この凸のほぞ部分を多少削り、グラグラになる位に調整してから
接着してやった方が良いと思います。
というか、いっそ切り飛ばしてから接着した方が楽かもしれませんね

オカメは写真のようにこの部分をテープで仮止めし
先に位置を合わせてパーツを接着しちゃいました。


次はコクピット内の塗装です

使用する色はキット指定のクレオス317番グレー・・・・ま、定番の色ですね。
コクピット内の色は基本この317番一色なのですが
シートのヘッドレスト部分にのみ赤が指定されています。

このくだりは、説明書のラストにある機体塗装図にのっていますのでご注意ください
ついでにシートに貼るデカールの番号もね(笑)

それだけでも悪くはないのですが
オカメはシートの座面部分の色を変えています。
いえ、実機のこの部分はクッションでグリーンになっているんですよ

使用した色は54番のカーキグリーン
考証的には少し?が付くかもしれませんが
「それっぽい」色の上に元々つや消しになっていますので(笑)

写真ですと実物はもう少し退色して薄くなっている物が多いようですから
拘る方は自分でよい色を調色してやってくださいね。

座面の左右に付く丸い部分はイジェクションレバー
ここは微妙にオレンジ掛かった黄色で塗ってます。

実物には黒でシマシマが入っているのですが
部品に厚みがあり、雰囲気良く塗るのが難しかったので
黄色一色だけで仕上げちゃいました。

左右のスイッチパネルやメーターパネルなんかはデカールを使用しています。
メーター部分は立体モールドですから、塗装という方法もあるのですが
付属デカールがムチャクチャに良い物ですので
それを使用した方が、楽に、しかも良い仕上がりになってくれると思います。

作業的な注意点としては
下地の色がつや消しの317番グレーの上に凸モールドになってますので
貼り付けにはマークセッター(もしくは薄めた木工ボンド等)を使用し
マークソフターも併用した方が良いということでしょうか。

オカメは強力なモデラーズのデカールフィットを使用しましたが
デカールの質が抜群に良いので、一般のソフターでも問題ないかと思います

あと、左側スイッチパネルのスロットル部分にあたる箇所ですが
細くなっている部分を切り取ってから貼り付けています。
後述の作業がありますし、この部分が無い方が貼りやすいですからね


え~っと、メーターパネルが2つ並んでいますが
実はキットの説明書に間違いがありまして

メーターパネルは指定のB19番は間違いで、B23番が正解だったんです

左側が正解のB23で右が指定のB19番。
似ているけど、良く見りゃ結構~違いますよね。

この辺りの顛末は製作記の方に書きますが
今から製作される方は絶対に!間違えないように注意してくださいね (^_^;)


さて、完成したメーターパネルがこれ。
(まぁ~正確には間違っていたパーツをノーマル形状に整形したものですが(笑))
どうです?ムッチャ良い感じになってるでしょ?
右に写っているのは単三電池ですから、その大きさが分かると思いますが
キットを普通に作っただけでこれですからね
もう~キャッキャ、ウフフ・・・・・って感じで笑いが止まりません♪

317番のグレーで塗装→デカールフィト&ソフターでデカールを貼り付け
→良く乾燥させてから、フラット(つや消し)クリアーをエアブラシで吹いてツヤを落とす
→メーター部分に水性クリア(光沢)をチョンと乗せていく

こんな感じで作業を進めていくだけで、こ~んなに渋く仕上がってくれるですよ
箱の中身だけでこれって、も~う最高!ですよね (●^o^●)


先に書いていた左側のスイッチパネルですが
写真のを見てもらえば分かるかな?

スロットルレバーのベース部分を黒く塗ってますよね
そしてぴょこんと飛び出している部分は白く塗っています。
実機のこの部分はレバー形状になっていまして、配色はこんな感じになっているんです
まぁ~本物の形状からすると、かなりディフォルメしてはいますが(汗)
このスケールですから立体表現ってだけでも十分じゃ~ないでしょうか?

こんな感じで塗装してやるだけでも全然雰囲気は違ってきますので
やって損は無い作業ですよ♪


ラストは茶色と黒(共につや消し)を混ぜたのタミヤ・エナメルカラーを
シャバシャバ薄めて凹凸部分に流す「スミ入れ」という作業です。

塗料を流し、軽く乾かしてから付きすぎた塗料を
エナメルの溶剤を染み込ませたティッシュや綿棒で拭いてやると・・・・・

(●^o^●) コクピットの塗装作業、終了で~っす♪

どうです?チョッと立体感が強調されて良い感じになったと思いません?
後はこれらのパーツを組み立てていくだけです。

あっ・・・・そうそう、キットの説明書ではB18番のパーツが不要部品と書かれていますが
この部品、取り付けが可能なんですよね。
写真の下側中央にある板状のパーツがそれなんですけど
シートの後ろ側、後席側との隔壁に使えまして
しかも空調用のダクトまで再現されており、取り付けると更に雰囲気がアップするという
まぁ~付けないと絶対に損しちゃうような、凄いお得部品!

(;^ω^) ・・・・・やっぱ書き忘れなんでしょうね(笑)

さぁ~これらのパーツを組み立てたらどう仕上がってくれるのでしょうか
・・・・・ドキドキ・・・・・ドキドキ


まずはこんな感じに先のB-18をコクピットフロアに接着します。
この時、隔壁側にある差込用のホゾをカットしてしまった方が楽でしょう
これが生きていると勘合がきつい為、少し隙間が開いてしまうんです。

次にメーターパネルを接着するのですが
これは・・・まぁ~そのまま接着してもらえばOK
悩むことなんて何もないと思います(笑)

で、組みあがったコクピットを機体に取り付けると

・・・・・・ジャ~~~ン!!








 (*^ 3 ^)v こんな感じ♪

どうです?どうです?ど、ど、ど、どぉ~~~うです?
むっちゃくちゃカッコイイと思いません?
これってキットを組み立てただけなんですよ

ほんと・・・・プラッツさん、やってくれましたねぇ (^_^;)

まぁ~発売のアナウンスから散々待たされ
あげくに指示番号が間違っていたりもしましたが(笑)
これを見ちゃうと「こまけぇ~こた~いいんだよ!」ってセリフが
自然と口からこぼれてしまうような完成度。

いやぁ~ほんと、オカメみたいな72スケールの自衛隊機好きには最っ高~の贈り物です。

・・・・な~んて言ったらチョッと臭いかもしれませんが
でも、このコクピット部分だけに関して言えば
このページを見ている皆さんも分かってくれると思います。

さぁ~自衛隊機が好きな(特にF-1フェチにはお勧め(笑))みなさ~ん
この新キット、一緒に作ってみませんか?
コクピット部分を完成させただけでも笑いがこみ上げてくること間違い無し

(`・ω・´)b ですぞ!


2013年11月20日水曜日

13/11/20の更新分 プラッツF-1 説明書の番号間違い その2


すいません、今回もプラッツのF-1です・・・・

昨夜作業していて気が付いたのですが
足回りのパーツ番号にも間違いがありました。
けっこう重要なパーツですので、前回に続き、ここでお知らせしたいと思います。


足回りのパーツはシリンダー&リンクの部分と
太いシャフトのパーツを接着して形にするようになっているのですが
その太いシャフトのパーツ、B35、B36番が左右逆になっているんです。

正規に組むと、機体側に取り付ける板状の部分は写真のような形になります。

あと、前側に付くリンクロッドの固定位置が分かりにくいと思いますので
この写真を参考に接着してくださいね。

さて、写真に写っている左側の足回りパーツ先端部分を見てください
機体に接着する板状になっている箇所に
斜めに角度の付いた小さい平面部分が写っていますよね。


これが主脚を接着する時の角度付け&強度を出す部分になっているんです。

この部分があるために、写真のように取り付けたとき
主脚のシャフトが少し前に傾くようになってしまいますが、それが正解!

(`・ω・´)b 実機の主脚は少し前に傾いているんです

ふ~・・・・・・
ま、そういうわけで脚関係の緊急速報はここまで
後はそう大した問題も発生しないと思います

・・・・・・たぶんね (^_^;)

もし心配でしたら


モデルアート社から発売されている
写真の「モデルアートプロフィール 航空自衛隊 T-2/F-1」がお勧めです。

これ、自衛隊機プラモの第一人者、モデリングJASDFの秋山氏が係って
モデラー目線で撮られた実機写真を掲載した資料本でして
T-2&F-1のプラモ製作に関しては
「これ一冊あればOK♪」ってくらいに内容の濃い本です。

興味がある方は、うちのHP内にある「お勧めの資料本」コーナーで
多少紹介させてもらってますので見てくださいね







ははは・・・チョッと贔屓しすぎとちゃうか?って声も聞こえてきそうですが(笑)
オカメ的には、ほんとに「ウェルカム♪」なんですよ~

(●^o^●) それくらい新キットにワクワクしてるってことです




2013年11月19日火曜日

13/11/19の更新分 プラッツF-1 説明書の番号間違い その1



うわぁぁぁ~~っ!
えらいこっちゃぁぁぁ~~~~っ!!

今日は昨日に続き展示会レポートの第二回目を掲載する予定でしたが
緊急事態のため、急遽内容変更します

この前発売されたプラッツの三菱F-1ですが
説明書に大きな間違いがあったんです。

メーターパネルを機体に組んでみたら、やたらとキツイわけです
ま、多少の調整は必要と思っていたのですが、何かおかしい・・・・・
これ・・・微調整なんてレベルじゃねぇ~ぞ?とね

で、パーツと機体側をよく見てみたら・・・・・



なんと、説明書ではB19を使用するように書いているのですが
B23のパーツが正解のようです(左側が正解のB23)

オカメはデカールを貼っちゃったので、今から修正作業に掛かるのですが

★★まだ作って無い方はご注意ください★★

あと、コクピット後方の隔壁用にB18のパーツが作ってあるのですが
説明書では不要部品になっちゃってます。
きっちりとエアダクト(空調用?)までモールドされてるのにね・・・・・


この辺りの顛末はキット情報と製作記の方でも書かせていただきますが
なによりまず先に連絡からということで・・・・・(汗)

チャッチャと作業を進めていれば
もっと早くに気が付いたと思うのですが・・・・・

ほんと、申し訳ありません (^_^;)



2013年11月17日日曜日

13/11/17の更新分 ハセガワ1/72 VF-25・メサイアのレビュー


え~っと、今日は展示会のレポートをする予定でしたが急遽変更させていただきまして
ほんと、申し訳ないのですが、前日に続きVF-25ネタをさせていただきます (^_^;)

さて昨日、新発売されたハセガワ製のVF-25を買ってきたのですが
箱を開けてパーツを見たときチョッと驚いてしまったんです。

う~ん・・・・なんて言ったらいのかなぁ~
モールドとかパーツ表面の仕上がり具合が「カチッとした感じ」が薄く
どことな~くハセガワっぽくなかったんですよ。

まぁ~ハセガワさんの製品全部が全部、カッチリとしているってわけでは無いんですけどね
ただオカメ的にVF-25には期待が大きかったため
マクロスシリーズの初代キット、VF-1並みのインパクトを求めてしまっておりまして
ですから箱を開けてパーツを見た瞬間・・・・・落胆も大きかったと(汗)

ただ初見のインパクトと組み立てた時の雰囲気はイコールではありませんので
まずは仮組みし、どんな感じに組みあがるのかを見てみました。

そして組みあがった機体を見たところ・・・・



アウトラインは悪くないんですよ・・・・・いや
悪くないというより、かなりオカメ好みの良い感じなんです

オカメみたいに、組み立て前のパーツ段階でイメージを崩された方も多いと思うので
「組みあげた後の雰囲気」を知ってもらうため
今回、ココで初回レビューをしちゃおうと、まぁ~そういうわけなんです

比較対照に使用するのは以前製作した可変キットのVF-25。
このバンダイ製のキットと比べることにより
方向性の違いが分かりやすくなると思います (^^ゞ




上から見た時、バンダイ製はかなりスマートで尖がった感じですね
対するハセガワ製は、主翼から機首にかけて張り出したストレーキ部分が
平べったく左右に伸びた感じ
う~ん・・・・そう、バンダイ製がレガシーホーネット(F/A-18C)で
ハセガワ製がライノ(F/A-18E)って言ったら分かりやすいかな
(ってか、一般の人には分からん説明ですね(笑))

他にも色々違いがあるのですが、現用機を見慣れている方には
左の機体形状の方が「どこかで見たような」ラインが多いため
いかにも「それっぽく」感じるのではないでしょうか (^^ゞ


次は側面です

う~ん、これはかなり感じが違ってますね (^_^;)

バンダイ製は変形キット故、バトロイド形態の太ももにあたる部分
つまりインテーク周りのボリュームを大きくとっているため
ポッテリとした感じになってしまっています。
また、ぽてっと膨らんだ胴体下面も
飛行機っぽさ・・・・・と言う点では大きなマイナスですね

ハセガワ製はファイター固定でデザインの自由度が高いため
先の箇所は薄く、代わりにキャノピー周りを大きくサイズアップして
それっぽい感じに仕上げています。
上面はライノっぽい感じでしたが、側面はフランカー等のロシア系って感じかな?




次は斜め前から見た写真

両方とも同じVF-25ですが、結構~雰囲気が違ってますよね (^^ゞ

機体の厚みが違っているのが分かりますでしょうか?
バンダイ製はギュッと濃縮された感じでハセガワ製は軽い感じ・・・かな

しかし、この斜め前の角度から見るとオカメ的には
バンダイ製の方が劇中イメージに近いように感じますね。
単体で見たときはチョッとアレ?な感じをうけたのですが
こうして並べて見ますと、お互いの違う面での良さが見えてきまして
案外バンダイ製も悪くないんですよ・・・・

しかも3形態への変形キットでこれですから
やっぱバンダイはこの方面ではムチャクチャ凄いメーカーだということを
ほんと、再認識させられました。

とはいえ、やはりオカメは現用機が好きなもんですから
アウトラインはハセガワ製に軍配があがります。

組み上げるまで、正直ここまでカッコよくなるとは思いませんでした (^_^;)

細かいバランスの調整により、ここまで「それっぽく」仕上げてしまうところは
さすが「飛行機のハセガワ」というところでしょうか♪

だが、しかし・・・・・だからこそ・・・・だからこそ、もう少し頑張って欲しかった・・・・・
VF-1なんて、設定なんか関係無しに(メーカーが勝手に追加するくらい)
モールドを入れまくって凄い雰囲気を醸し出してましたよね。

VF-25はかなり後の機体という設定ですから
あまりパネルラインをバリバリ追加するのも良くないんじゃないかってのは分かるんです
ならば少ないモールドを、「どうじゃ!これがハセガワの飛行機キットじゃ~っ!」
って感じのシャープな物にしていてくれたら
キットのイメージも、かなり違ってきていたと思うんです・・・・

たぶんハセガワ製のバルキリーにそういう思いをもっている人って
オカメ以外にも沢山いると思うし
そこに熱くなれないのならハセガワ製じゃ無くってもよいわけですからね

他にも、ハセガワさんのホームページで紹介されている一番上の写真ですが
始めて見た時、あまりカッコよく感じなかったんです。
正直ちょっと大丈夫かな?なんて心配になっちゃうくらい

たとえば、同じ斜め前からの写真でも


こんな風に、もうチョッとだけ下から撮れば全然感じが違うと思うし


こういう感じで、このキットのカッコ良くリファインした機首を、思い切って
ググ~ンと強調してやった写真でも良かったんじゃ~ないかと思うんですよね。
(まぁ~これは形状が分かり辛くなっちゃうのでアウトかもしれませんが)

ハセガワ製のマクロスキットにドキドキ感を求めている人は多いはず・・・
それなのに、ああ~それなのに・・・・


・・・・・・はっ!
え~っゴホンゴホン、なんか熱くなっちゃって批判ばかり書いちゃいましたが
これもハセガワが(マクロスシリーズも特にね)好きだから故のことでありまして
気分を害された方には、その辺りお許しねがいたいのであります (^_^;)

そして、パーツをパッとみた印象で制作意欲がしぼんでしまった方へ・・・・

色々と作りやすく設計してあるうえに、アウトラインが凄くカッコイイキットで
そのまま積んでしまうには・・・・あまりに惜しいキットだと思います。
とりあえず一度は仮組みしてみてくださいね

まぁ~色々なところから「大きなお世話や!」って言われそうなんですけどね 
・・・・・はははは (^◇^;)


2013年11月16日土曜日

13/11/16の更新分 ハセガワ製VF-25購入!







キョ~~ッ♪
とうとうハセガワのマクロスシリーズから
1/72スケールVF-25F/Sメサイアが発売されました!!!

10年・・・・いや、下手すりゃ20年は出ないんじゃないかと思ってましたから(笑)
その喜びはメガトン級(←死語?)です。

写真のように、天神氏による箱絵がまぁ~カッコエエこと♪
さすが飛行機のハセガワだぜ!

と、箱の中身を見てみたら


部品の分割や2種類入ったキャノピー等々、作りやすく設計しているようで
パットと見では楽勝そうと思ったのですが・・・・・・

(;^ω^) モールドが思いのほか浅そうなんですよねぇ

成形色が白の為、見辛くなっているだけの可能性もあるのですが
彫りなおしが必要だとすると、初心者にはチョッと辛いかも・・・・
チョッと組んで調子をみてみますので、その辺りも含めて
近日公開する製作記のスタートに請うご期待!



さて、上のお知らせ欄に掲載している「大阪プロトタイプ」さんの展示会へ
本日お邪魔させていただいたのですが・・・・


いやぁ~、前回の「雑記帳コーナー」追加分と思いっきりシンクロしちゃいましてね
他にも凄く刺激的な作品がいっぱいで、テンションがまぁ~上がること上がること

オカメの「オッサン脳」が沸騰寸前になっちゃいました (^_^;)

気に入った作品が色々ありすぎて一気に書けませんので
今回はVF-25ネタだけということで(汗)
そして次回からのレポートを・・・ふっふっふ

さて、この展示会は明日の11時から5時まで開催されていますし
興味がある方は足を運んでみてはいかがでしょうか?
気になる作品があれば、製作者の方が親切に教えてくださいますよ

そして展示会でテンションが上がったら、そのまま5Fでプラッツの三菱F-1を
3FでハセガワのVF-25を買って帰りましょうね~(笑)


プラッツ 1/72 三菱F-1支援戦闘機 のキット紹介

今まで三菱F-1支援戦闘機の1/72スケールキットは
ハセガワさんから出ている(かなり)古いキットしか存在しませんでした。

そしてそのキット、アウトラインは中々の物なのですが
さすがに古いだけあって「それなり」の形にするためには結構~な手間がかかり
しかも3色迷彩(実質4色)という手のかかる機体色ということもあって
オカメは2004年中頃の製作以来・・・・・なんと10年近く!
ノーマルのF-1を製作することが無かったのでした。

しかし、2013年11月・・・・・




待ちに待った時が来たのだ
多くのキット(デカール)が無駄死にで無かった事の証明の為に・・・・

再び国産戦闘機の理想を掲げる為に!
自衛隊機ファンの期待成就の為に!!





((;^ω^)元ネタを知りたい人は「ソロモンよ、私は帰ってきた」で検索してくださいね)

なんか初っ端から凄いテンションですけど(笑)
今回(有)プラッツさんよりオカメ拘りの1/72スケールで
なんと!三菱F-1支援戦闘機のキットが発売されました♪

最初の発売予定日から延びに延び、ま~一年以上待たされたわけですが(汗)
出来上がった製品を見たら・・・・・クオォォォォォ

(●^o^●)待っただけの価値は十分以上にある素晴らしいものでした♪

ほんと、出るわけが無いと思っていたキットが
しかもこんなに「良い物」で出してもらえて
オカメは今、興奮と感動に身体が打ち震えているんです

というわけで

いつもは製作しながら(してから)製作情報を公開するのですが、今回は特別っ!!
製作前の段階で最初のキット紹介をやっちゃいま~っす♪

ははは・・・・・どんだけ浮かれてるか分かっちゃいますね(笑)


まずはキット自体の紹介です

パーツ数はハセガワ製の旧キットに比べるとボリュームがありますが
バラッバラと言うほどでもありませんので
組み立てに関しては特に問題になるようなこともないでしょう。


モールドは、ややクドイかな?という気もしますが
一般レベルで語ると、コレ位でしたら問題ないんじゃ~ないでしょうか

それよりもビッチリ入った「量感」が素晴らしい・・・・
う~ん、圧倒されますね♪


クリアパーツは特に薄いということもありませんが厚いという程でもなし
作業中破損等を考えると、これくらいがベストじゃないかな?という厚みです。
透明度や歪みも少なく、物としては上等な部類に入ると言ってもよいでしょう。

さらに風防が枠ありタイプと枠無しタイプ、両方選べるって~のが良いですね
切り出しに失敗したらリトライ出来るし(笑)


武装はASM-1、AIM-9L、CBLS-200ディスペンサー
220ガロン増加タンク、フォーエジェクターラック、ダブルエジェクターラック

通常爆弾なんかはハセ製の旧キットで余りまくってるでしょうから問題ないし(笑)
それよりも出来の良い翼端のランチャーが別パーツ化されてるってところが素晴らしい
まさにサービス精神爆発です!

基本の対艦ミサイル×2とサイドワインダー×2に増加タンクを一本
一般の方なら、この装備で十分満足できると思いますよ♪

マニアの方は、手持ちの別売り品を積めば良いだけですしね (^^ゞ


コクピットはバッチリと凸モールドで再現!
気合を入れて塗装で仕上げてやれば凄くカッコ良く仕上がってくれそうです♪

と、言いたいところですが(汗)
メーター等のモールドが低いので
塗装で雰囲気良く仕上げるのは難しそうです (^_^;)

でも逆に言えば、デカールを使った仕上げをやりやすい(馴染みやすい)ということでして
後述する超高品質の付属デカールを使えば
かな~~~り良い感じに仕上がってくれると思います。

更に気合をいれたい方は、同社から発売される
別売りのエッチングパーツを使えばバッチリ仕上がってくれることでしょう♪




組み立てに影響してくるパーツ分割ですが
ビッシリ入ったモールドを生かせるようにしつつ(これが案外重要なんですよ)
さらに組みやすさも同時に考慮されているようですね。

例えば、インテーク周りは写真のように細かく分割されていまして
組み立てる時に少し手間が増えてしまうのですが
実はその分「それ以上に大きなメリット」が出てくるような設計になってます♪
この辺りは旧キットを作ったことがある人なら直ぐに分かりますよね(笑)

更に細かいインレット類なんかもサラッと別パーツ化してくれていたり
排気ノズルが内側と外側の2分割になっていたり
そしてなんと!脚収納庫扉のダクトまでもが立体モールドに!!
もうね、オカメ的に高ポイントな箇所が満載なんですよ (●^o^●)

さて、垂直尾翼は一体成形の一枚物になっているのですが
写真のように機銃口と下面のスリット辺りが同じランナーで別パーツ化されており
これによりバージョン展開をしやすくなっています。
つまり、T-2の発売は間違い無し・・・・なのかな?
いや、わざわざこんなパーツ割りにしてるんだから・・・出すでしょ、そりゃ~もちろん(笑)

(`・ω・´)b 今後の展開に期待です


デカールは・・・・・す・・・・・素晴らしい!
素晴らしいとしか言いようが無いぐらいに素晴らしいんです!!
ほんと、ほんっとに素晴らしい!!!
(ってチョッとしつこいかな(笑))

製作は品質に定評のあるシルクスクリーン印刷のカルトグラフ製ですから
発色、緻密さ、貼りやすさ、どれをとっても文句無し!

また、印刷されているデザインもコーション類が「これでもか!」って位に入っておりまして
同社が以前発売していた旧キット用の別売りデカールに匹敵・・・
いや・・・・更に良くなってんじゃないの、これ?

ほんとに、初心者にはキツイんじゃないかというくらいの凄いボリュームです (^_^;)

これでオカメがストックしている同社の旧キット用の別売りデカール数千円分の価値が
一気に急落してしまったわけですが・・・・
まぁ~こんだけ良い物を出してくれたんだから文句も出ないよね(笑)



そして最後に「これが大事の組み立て説明書」

今までにプラッツさんがリリースされてきたT-33、C-46に比べ
少し改善されているように感じますね
これなら初心者の方が組み立てに関して
特に悩むことは無い・・・・かな? (^◇^;)

オカメとかが(って俺だけかな?)今まで散々たれてた文句がメーカー側に伝わり
その辺りを意識されての改良なのだとしたら、これはホントに嬉しいことですね


あと、なにげに塗装図が写真のような凄く良い雰囲気の物になってまして
この辺りは先の「多量のコーション類」に対応してのことなのでしょうが
見た瞬間に感じる「ギッシリと詰まった感」が
高い別売りデカールと同じ「匂い」をプンプンさせて
購入した人を凄~く得した気分にさせてくれます(笑)

この塗装図&デカールだけでも相当な価値だよなぁ~ (^_^;)





てなわけで、まずは購入後最初のファーストレビューはいかがでしたでしょうか?
T-33に続いて「出るわけが無い」と思っていた自衛隊機キットを
こんなに良い製品でド~ンと出してくれたプラッツさんには
足を向けて寝られない位に感謝感激雨あられですね。
プラッツさん、ほんと良いキットをありがとうございました。

さぁ~皆さんも新しいF-1支援戦闘機を手に入れて作ってみませんか?
箱を開けて、恐れ、おののき、叫び
そしてオカメと一緒に歓喜の脱糞を垂れ流しましょう(笑)



で、この調子で富士T-1も・・・・と、サラリとわがままを言ってみたりして (^_^;)




最新の更新履歴

10.23 製作中のブリティッシュファントムFG.1を更新
10.11 製作中のVF-4ライトニングⅢを更新
10.08 制作中にVF-0S フェニックス バトロイドを追加