2014年12月31日水曜日

職人堅気 精密R面取りツール Rボコ

皆さ~ん、プラモを作ってますか~ (●^o^●)

さて、今回はR面(曲面)用の切削ツール
職人堅気・Rボコ を紹介したいと思います。

中々マニアックな商品展開をされている
株式会社シモムラアレックさんより発売されているツールで


写真の通り、パッと見は「ただの鉄板」で
税別で1600円のお値段を見ると
・・・・・・チョッとなぁ~ (^_^;)
って感じちゃう方も多いと思います

が、このただの鉄板(笑)が中々の優れ物でして
オカメも使ってみてビックリ!
その勝手の良さに衝撃を受けてしまったのでした。

おそらく購入までは至らないが興味はある・・・・
と言った方も多いと思いますので
今回レビューを判断する時の参考になさってくださいませ

では、始まり始まり~っ♪


さて、製作するプラモデルによっては
写真のように一体成型されているパーツにズレが発生していたり
接着するパーツ間に寸法の誤差があるため
大きな段差が発生してしまう時があります。

こういう時、平面なんかだとヤスリ掛けすれば良いだけなのですが
問題は写真のように段差が曲面に発生している時・・・・

そう、プラモを作る方なら分かると思うのですが
この曲面位置の整形って意外と難しかったりするんですよね

ここで役に立つのが、そう、今回紹介するRボコなんですよ (^^ゞ


使い方は至って簡単
写真のように段差が発生している箇所に工具を当て
カンナ掛けのようにゴリゴリとプラを削っていくだけでOK♪

もちろん工具には多数のサイズが用意されていますので
大から小まで、さまざまな修正箇所の曲面に
これ一つで対応することが可能になっています。


ある程度削り終わったら
表面を軽く耐水ペーパーやスポンジやすり等で均してやれば
写真のように、綺麗な曲面に仕上がってくれました♪

(`,,・ω・,,´) う~ん、素晴らしい!

さて、今回の「職人堅気・Rボコ」はいかがでしたでしょうか。
修正箇所の多い古いプラモデルとかを製作する時や
綺麗な曲面に整形するのに、かなりの手間とスキルが必要になってくる
小さいRの整形箇所等々・・・・
今回のこの工具を使えば、楽に、早く、しかも綺麗に処理できますから
このお値段も費用対効果を考えれば悪くはないかと (^^ゞ

ただ、無ければ無いでどうにかなっちゃう物ですし
たとえばお金が無い学生さんとかでしたら
無理をしてまで買う必要性は低いと思います。

初めのうちは自らの手で処理を行い
先にこういう所のテクニックを身に付けてから買った方が
良いんじゃないかなぁ~

反対に、オカメのように在庫の増殖に製作スピードが追いつかない人や
忙しくて中々時間の取れない人なんかには
(積みキットの)消化促進に効果のあるこの工具は
ムッチャお勧めですね(笑)

(●^o^●) ではでは

ハセガワ 偏光フィニッシュ

最近の戦闘機に搭載されたHUD(パイロットの前にある透明な板)ですが
昔の機体に比べると、かなり派手にグリーン色の反射光を放ち
そのギラギラ感により実機ではかなりの存在感を放っています

言いかえますと、このギラギラ感を再現することが出来れば
作品にかなりインパクトを与えることが可能!
と、いうことになりますよね d(^◇^)


さあ~、そこで今回紹介するアイテムが威力を発揮するわけです
その名も「偏光フィニッシュ」
ハセガワから少し前に限定販売された糊付きフィルムで
同社「フィニッシュ」シリーズの1バージョンになります。

HUD向きの「グリーン~マゼンタ」色と
FLIR等のセンサー部分に向いた「ブラウン~シアン」
今回この2色が同時発売されましたので、まとめて購入してみました♪

写真の左側がグリーンで右側がマゼンダ。
これは裏側が暗い色(光を反射しない)の時に見える色で
反対側からの光が強い時には色が反転しちゃいます。
(この場合、裏側が白い所なんかは反対の色になってますよね)

この特性により、見る角度や光の当て具合で
なんとも言えない色に光を反射したり色に変化が出たりするわけです。
現物を見てもらえば一目瞭然ですが
まぁ~この写真と説明で、大体は分かってもらえるかと思います (^^ゞ



さて、ちょうど製作中の三菱F-2で
エッチングとこの製品を使用してHUDを作ることになりましたので
ついでに作業方法をここで紹介しちゃうことにします。

と言っても、ようは自動車のスモークフィルムみたいな物で
クリアパーツ表面に貼っつけてやれば良いだけのことなのですが(笑)
貼りつける対象が小さいので、少しコツ・・・というかポイントを

まず、対象の形を切り出してから貼り付けするとなると
サイズが合わなかったり、貼る時に位置がずれちゃったり

また、フィルムを台紙から剥がす時にフィルムにシワがよったり
貼り付ける面に指紋(汚れ)が付いてしまったり等々
こんな感じでトラブルが発生する率が非常に高いと思います。

んじゃ~どうすんの?といいますと
まず写真のようにクリアパーツよりフィルムを少し大きめにカットしまして。


写真のように透明プラパーツにフィルムを貼りつけ
その後、回りの余白部分をカットしてやるというわけです。

これならガラス面に指や物が触れて、汚れることもありませんし
作業自体もかなり楽になるしで一挙両得、万万歳なのですヾ(o゚ω゚o)ノ゙ 


次に周りにはみ出したフィルムをカットしていくわけですが
この時、写真のようにプラパーツの「縁」に沿って
刃先を滑らすようにしていけば
余白が殆ど発生せず、綺麗にカット出来ると思います。

こういう作業に慣れている方にとっては
どうってことの無い情報だと思いますが
ここは初心者向けサイトってことで・・・ね(笑)

あっ!そうそう、もう一つ!!
作業するカッターの刃は必ず良く切れる状態の物を使用してください
鈍らだと、刃先に「ノリ」へばりついてしまい
切り口が汚くなっちゃいますよん


で、これがフィルムを貼りつけ終わったHUDです。

キョ~~~ッ!
写真じゃ~チョッと伝わりにくいかもしれませんが
角度によって変化する反射光がとってもCOOLですね!! (●^o^●)

さて、今回のハセガワ製「偏光フィニッシュ」は如何でしたでしょうか?
定価1200円がチョッと高いと感じる方も多いとは思いますが
HUDに使う面積はかなり小さく、一枚で結構な数を作れますから
一機あたりの値段に直せばそう高くつかないわけでして
コストパフォーマンス的には、そう悪くないんじゃ~ないかな?

軍用機ってツヤの無いグレーとか、地味な色使いの物が多いですから
キラリと光るHUDはとても良いアクセントとなり
あなたの作品の完成度を高めてくれますぞ♪

直付けMr.エアブラシホルダー

プラモデルの製作を趣味としている方は多いと思いますが
自分専用の作業机やスペースの確保が難しく
作業をする度に塗装道具を出し入れ・・・・・
な~んて方は結構多いと思います (^_^;)

そういう方がコンプを購入する時、まず気にされるのは
コンパクト(出し入れのしやすさ)&静粛性なのじゃないでしょうか

オカメも「ピストンタイプのタンク付き爆音コンプ(笑)」ユーザーでしたが
引越しによりそういう状況になってしまいまして
結果、上記の条件に合致していた(株)GSIクレオス製の
リニアコンプレッサーL5に乗り換えることになったんです。

さて、この時にメーカー純正品の
Mr.エアーレギュレーターMK1も一緒に購入したのですが
その当時、コンプに綺麗に固定する為の純正ステーは
圧力計付きのタイプ・MkⅡしか出ておりませんでして
これのお値段が倍以上・・・・・・

チョッとバカらしかったので


こんな感じで、無理やり引っ付けて使用しておりました(笑)
見た目は悪いですが、まぁ~人様に見せて回るような物でも無いし
(っていうか・・・・今見せてますけどね(汗))
使い勝手に問題は無いので、6~7年位はこんな感じで使っておりました。

 が、2008年の秋頃、発売元のクレオスより
コンプに固定出来るプラスチック製ホルダーが発売されたんです

それがこれ


「直付けMr.エアブラシホルダー」です(●^o^●)

お値段は定価630円(税込み)
まぁ~「作り」の見た感じからすると
高くも無いけど安くも無いって感じの(笑)絶妙な設定でしたが
専用品ですからフィッティングには問題無いでしょうし
この値段でカッチリと固定出来るようになるなら
まぁ~良いかな・・・ってな感じで購入しちゃいました


本体はこんな感じで、以前から発売されていたMr.スタンドの下に
コンプの持ち手に固定用する為のプラ製ステーが追加されており
ここのフックでコンプの持ち手に引っ付くようになるわけです

あ、そうそう
これって取り付可能機種はL5&L7のみで
以前発売されていたL10には使えませんので注意してくださいね

では引っ付けてみましょう
パチン、パチン


ヒャッホウ♪ ヾ(o゚ω゚o)ノ゙  わずか数秒で引っ付きましたよん

で、取り付けた写真がこれ
どうです? 綺麗に固定出来てるでしょ♪

この状態でコンプを持ち上げて少しブラブラさせて見ましたが
先の自作ステーみたいにグラグラしたり
段々とずり下がってくるようなことは全くありませんでした。

まぁ~専用品ですから当たり前のことなんですけどね(笑)

写真では左側に取り付けていますが、左右に取り付けが可能ですので
これを2つ購入し、片側は水抜き
もう片方はエアブラシスタンドにしてユニット化してやれば
出し入れ簡単、その使い勝手の良さを
かなり・・・そう、かな~り実感できると思いますよ (^^ゞ

この製品、オカメみたいに昔にL5を購入して以来
ズ~ッと適当な自作ステーで
お茶を濁していた方には特にお勧めですよ(笑)

湿度計


はい、え~っと、その~・・・・・
写真そのまんま、湿度計であります(笑)

これだけで終わったら怒られそうなので
チョッと色々と書かせてもらいますね(汗)

ある程度プラモ製作の経験のある方ならご存知だと思いますが
塗装は空気の温度や湿度にかなり影響されてしまいます。

その起こる「影響」には色々とあるのですが
今回は、そうなった時に受けるショックが半端じゃない
「カブリ」について説明させていただきます。

簡単に説明しますと、空気中の湿度が高い時
塗装面に発生しちゃう「曇り」のことでして
発生する要因は色々とあるのかもしれませんが
やはり一番の原因は湿気!
これに間違いは無いと思います。

このカブリ、たとえばつや消しの迷彩色を塗装する場合だと
あ~あ・・・・・で済むこともあるのですが
メタリック塗装をクリアーでオーバーコートしている時などに発生すると
そりゃ~もう・・・・
脱糞しちゃいそうな程の衝撃に襲われることになっちゃいます (^_^;)

これを防ぐために、リターダーと言われる溶剤を塗料に添加したりするのですが
あくまでもマシになるというだけで、根本的な解決にはならず
結局発生しちゃってガックリ・・・ということはよくあることなんですよね

ではどうするか
それは「湿度の高い日に塗装はしない!」これにつきます
え?あたりまえやんけ!って
ははは、そのあたりまえのことをするための湿度計なんですよ

オカメも今まで塗装するかどうかは自分の「勘(かん)」で行っていたのですが
今回、湿度計を購入して
人間の勘って案外当てにならないのもだなぁ~ってことがよく分かりました

体感で今日は塗装が出来そうかな~・・・・と思って湿度計を見てみると
けっこうな高湿度だったり
暑くてジメジメしているような感じがしていても
実際は思っているほど湿度は高く無かったり
ほんと・・・・あてにならないもんなんですよ・・・・

 で、結論です
ホームセンタとかで安く売っていますし、これは購入されてみるのも良いかと
「転ばぬ先の杖」とも言いますしね (^_^;)

あ、そうそう塗装に問題無い湿度ですが
ネットで色々見てみたところ50%以下ならまず問題無し
60%位から、そろそろヤバイかも・・・という意見が多いようです
まぁ~その時の条件によって数字は結構変化しちゃいますから

(´,,・ω・,,`) その辺りは「自己責任」でね

GSIクレオス Mr.キャップオープナー

2007年末(か08年の最初頃?)
(株)GSIクレオス・ホビー部から発売された
”Mr.キャップオープナー”です。

え~っと、どういう物かと言いますと
Mrカラーのキャップをオープンする道具でして

いや・・・ハハハ
まんま名前の通りですね (^^ゞ


まずは開封前に写真をパチリ


う~ん、シンプルといいますか
値段の割りにはチョッと寂しいような気もしますが(汗)
とりあえず使用してみましょう


まずはラッカー系のMrカラーから

キャップの出っ張りが写真のように
レバーの真ん中にある溝に入るようになっています。

フムフム、これなら絶対にずれることはありませんね  (ゝω・)v


次は両側にある「穴」の部分を使用してみましょう。

2つ開いておりますが、両側で微妙~にサイズが違っており
一方は同社のGXカラー用
もう一方は水性ホビーカラー&ガンダムカラー用とのこと

ではGXカラー側から差し込んでみます。

・・・・・スポッ

オ~ッ!さすがにピッタリとキャップに喰い付きます
ガッチリと食いついて空回りすることがありません!

次は水性カラー・・・・・・と
そういえば、オカメは水性カラーを持って無いんですよねぇ (^_^;)

で・・・では代わりにガンダムカラーを・・・と
ハウウッ!これも持ってないんだよなぁ~

まぁ~同じ会社から発売されている専用品ですから
たぶん間違いなくガッチリと喰い付くと思います(汗)

実演出来なかった代わりに情報を一つ


写真のように、タミヤの水性アクリル塗料(小)のキャップが
GXカラーの穴にピッタリで使用可能です。

また、これなら他にも色々と使える瓶がありそうですね


さてこの商品で、実はオープナー本体よりも便利だと思ったのが
この”滑り止めボトルグリップ”なんですよね

ぶっちゃけ、キャップの方は
ポンププライヤーなどで挟んだら良いだけなんですけど
瓶の方はガラス製ですからツルツル滑っちゃいますし
だいいちガラスに金属工具の使用は危いでしょ?

(^◇^)b で、このグリップの登場です

表面に吸い付くような軟らかい素材で出来ており
こいつに差し込むと、瓶が全く滑りません♪


この2つを写真のように使うと、もう無敵(笑)
カッチカチの塗料も楽に開けることが可能です


では今回の工具に対する感想を

模型用の工具箱や引き出しに掘り込んでおけば
キャップが硬い時なんかにサッと開けることが出来ますので
イライラッとすることが無くなって
オカメ的には結構~重宝する工具です♪

ただ、無くてもどうにかなっちゃう道具でもありますし
そこに600円の価値を見出せるかは・・・

まぁ~買う方次第ってところかな、うん (^^ゞ

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