「オカメインコの翼」(プロローグ)は見ていただけたでしょうか?
「オネアミスの翼」をネタに使ったプロローグに続き
今回も同作品をネタに使っていますので
見ていない方には先に見て欲しいなぁ・・・なんてね(汗)
(●^o^●) では本編スタートです♪
ガレージキット、フィギュア等で有名な株式会社ボークスさんは
全国に「ショールーム」という模型の販売店舗も運営されています。
その、オカメも買い物に寄らせていただいている大阪日本橋にある大阪SRで
2012年の春、スケールモデルをメインにしたコンテストが開催されることになりました。
スケールモデルフロンティア(SMF)と名づけられたこのコンテスト
初開催の複数あるお題の中に、なんと自衛隊機がありまして
(;^◇^) クオォォ・・・こら~出さなあかんやろ
ってなことで、オカメも初めてプラモのコンテストに参加させていただくことになりました。
まぁ~結果は惨敗でしたけどね(笑)
そして明けて2013年の1月、第二回が開催されることになりました。
自衛隊機だから、ということで前回は参加させていただきましたが
今回はいいかな・・・・な~んて思っていたところ
持ち込まれた参加作品数点が店舗のショーケースに先行展示されており
「どれどれどんなもんかいな」と、チョッと見てみたら・・・・・
戦車を題材にした某アニメ(これが元で戦車プラモが大ブレイクしたんですよね)
のワンシーンを再現したヴィネットが飾ってありまして
まぁ~それが凄く面白くってねぇ、もうビビビッときちゃったんですよ
ちなみに、この作品を製作された方はリッドさんと言う方で
これがご縁でオカメのHPと相互リンクしていただきました v(^^ゞ
で、すっごくモチベーションが上がり、コンテストに参加したくなったわけですが
元来宿題が苦手・・・・というか、ものぐさなオカメはですね
締切日までに新規に製作、完成なんて・・・・無理~♪
(浮かれて自慢することじゃありませんが(笑))
で結局、あと少しというところまで作業が進んでいる
ハセガワのユーロファイターを完成させて出品することになりました(汗)
(;^◇^) ははは、ほんとダメダメですね
さてコンテストの最終日、沢山の出品作品を見せていただき
モチベーションを頂いてホクホク顔のオカメ
そしてラストの結果発表&表彰式が始まりました。
見学時、さすが!と唸らされた作品が次々と受賞していきます。
と、その時
なんと!オカメの名前が!!
え゛・・・・マジ?
と、一瞬脳内が真っ白になりましたが直ぐに思考回復
受賞の喜びが一気に沸きあがり、思わず叫びたい気分
いや、リアルでは叫んでませんよ、ええ(笑)
頂いたのはイベントの協賛メーカーさんが選出する「トミーテック賞」でして
(`・ω・´)=3 ムッフ~ッ俺って実は凄いんじゃね?
なぁ~んて調子にのって壇上に向かったわけですが
そこで語られたメーカーさんのコメントがですね
たんに彩色済みのプラモデルを取り扱っておられる
トミーテックさんの趣旨に合致していたというわけでして
え~・・・簡単に言うとですね
「あれこれいじらず、指示通りにキチンと作っている」
って~ところが評価だったわけです(笑)
とはいえ、「あなたの超絶技巧が・・・」とか言うんじゃなくっても
自分の作品に評価を頂けたということは
凄く嬉しいものですね (●^o^●)
そして表彰状と一緒に副賞を頂いたわけですが
同社より発売されている技ミックスシリーズ・戦艦大和のでっかい箱!
これって1/700ウォーターラインシリーズの大きさで
航行、砲塔旋回、砲身の上下等々、凄い可動をするラジコンキットでして
小さい頃、ウォーターラインと言えば安い駆逐艦ばかり買っていたオカメにとっては
戦艦は「過ぎた品」・・・・といいましょうか(おまけにラジコンですからね)
まぁ~感動を覚える位のキットだったんです。
で、良い物をもらってヘラヘラ笑っているところ
リッドさんのお友達がスマホの画面を見せてくれました。
た・・・・高けぇ・・・・
なんと、定価23100円もする高額キットなんですね
こんなんもらってええんかいな (^_^;)
さて表彰式も無事に終わり、その後トミーテックさんのブースで
先程の営業さんとお話させていただきました。
凄く感じの良い方で、色々と製品に関するお話や
マーケットに関することも聞かせていただきました。
そして、その語られる内容に愕然!
キャノピーのバブル化や機体形状の見直し等々
数度に渡る金型改修は当たり前
そして塗装に関しても凄い拘りを持って製品化されているとのことで
F-22の特殊キャノピーなんかは凄く凝った塗装が施されているそうです
実は技MIXの主力商品である自衛隊機の開発に関しては
「モデリングJASDF」の秋山いさみ氏(自衛隊機と言えばこの方ですよね)
も開発等に関係されているとのことで
その辺りも、モデラーも驚愕の高いクオリティーに寄与しているんでしょうね
う~ん・・・納得・・・・ (^◇^;)
また、ギミック的にもモーターを内蔵し、インテーク&ノズルから吸排気して
可動させることが可能なディスプレイキットまで出しており
まさに、いたせりつくせり・・・・・
なんでここまで?という拘りようです
オカメは作る方がメインなので、彩色済みキットにはあまり興味が無く
失礼な話、この製品に関する知識がこの時まで殆ど無かったんです。
しかしお話を聞かせていただいて、ほんっとビックリでした
プラモって、ここまで進化しちゃっていたんですねぇ・・・
でもこういうのに対し、オカメは否定的じゃなくって
むしろ肯定的に感じているんですよね
今の時代、趣味の多様化や模型製作に掛けれる時間等々
初心者の方がプラモをカッコよく作ってみたいなぁ~と思っても
中々敷居が高くなっちゃっていると思うんです。
そう言う難しい部分をメーカー側が請け
とりあえず「組み立てる楽しさだけに特化した」こういうキットって
一つの対応、方向性としては間違っていないんじゃ~ないでしょうか
(あくまで「数多くの中の一つ」としてですよ)
しかし時代は日々変化、多様化していっていますから
果たして10年後、20年後にはプラモの世界や
オカメ自身がどうなっているのかは誰にも分かりません
ただ、その時になっても模型作りを楽しんでいたいものですね・・・・
(;^◇^)b ここからは森本レオさんの声に脳内変換して読んでくださいね
ネットでプラモ製作を検索している人・・・・・いますか。
私は自衛機をメインに製作しているモデラーです。
今、プラモデルと言えば接着剤&塗装不要は当たり前
車や家電がそうであったように、かつて神の領域であった超絶作品も
アフターパーツ等を使用すれば誰にでも作れる「常識」になっています。
陸の戦車、空の戦闘機、さらにロボットや萌えフィギュア
モデラーの要求はどこまで広がることが許されているのでしょうか。
どうかこのホームページを見ている人、お願いです。
どのような方法でもかまいません
プラモデルがここまで進化したことに感謝の祈りを捧げてください。
どうかお許しと哀れみを。
我々の進む先に暗闇を置かないでください。
罪深い「積み」のその果てにも,ゆるぎない一つの星を与えておいてください。
★オマケ★
さて、この年の8月後半に、少し早めの第三回SMFが行われることになりまして
オカメも参加させていただくことになりました。
細かい所は置いておき、その時の結果報告をいたしますと・・・・
プロモデラー上原直之さんの個人賞と
トミーテック賞をいただきました (●^o^●)
が、トミーテックさんに選んで頂いたのは第2回と連続して2回目(汗)
その時こられていた営業さんが前回と違う方でしたので
同じ受賞者になっちゃってることに気づかれなかったんですね (^_^;)
で、副賞が前回と同じ技ミックスの戦艦大和でして
それを知っている人たちには微妙~な笑いが・・・ (^◇^;)
う~ん、相性が良いと言うかなんというか
先に書きましたが、結局オカメの作風(基本素組に普通に塗装)が
トミーテックさんの趣旨に合ってるってことなんでしょうね。
正直、もっと凄い作品っていくらでもありましたし (^_^;)
プラモって、基本は個人で作ったり飾ったりする趣味ではあるのですが
作品を人に見てもらったり見せていただくって~のも結構刺激的で
そこに、また違った楽しみがあったりするんですよね
プラモのコンテスト等では、スキルに寄らない賞や部門なんかを
設定してくれていることが殆どだと思いますし
皆さんも機会があれば、オカメみたいに一度参加してみては如何でしょうか?
今までとは違う、プラモの新しい面白さが発見出来るかもしれませんよ
というわけで皆さん、良きプラモライフを (●^o^●)/~~