2017年12月16日土曜日

17/12/16の更新分 スケールアヴィエーションの誌上コンテストと石坂浩二さん

スケールアヴィエーションの誌上コンテストにてはつたかさんが入選
石坂浩二さんからコメントをいただいたそうで・・・・

う~む
石坂浩二さんといえば筋金入りのモデラーであり
なおかつ長門の軍艦旗を1000万円で購入(もちろん自費)
大和ミュージアムに寄贈されたという話を聞いて以来
オカメ的にリスペクトしている役者さんなので




(;^_^) ・・・・・なんかリアルでも言われちゃいそうですけどね

2017年10月1日日曜日

タミヤ イージーサンディング

今回は株式会社タミヤより2017年9月に発売された
「イージーサンディング」と言う瞬間接着剤を紹介したいと思います。

タミヤさんの商品説明によれば
使用感は普通の瞬間接着剤ですが、硬化後の「硬さ」が少し緩めなので
はみ出しの修正やパテ的に盛った時の「削り」が楽に出来るとのこと。
これらの特徴
オカメの製作パターン&要求とのシンクロ率が高そうなので



速攻で購入しちゃいました♪

で、早速使用してみたところ・・・・・・・

ヽ(*`Д´)ノ ジャストミ~~~~~トッ!!!

チョッと感動するくらい自分に合った製品でしたので
今回はこの製品をレビューをさせていただきます。

まずパッケージング等でオカメ的に良いと感じた点は
①容量が3gなので使いきりやすい。
②本体が金属製のチューブになっている。

瞬間接着剤は容器一つあたりの内容量が多いと
完全に使い切る前に変質、硬化などをおこしてしまい
下手をすると殆どの量が無駄になってしまいます。

また、容器が金属性チューブになっていますので
使用後「中に外気が入ってくることが殆ど無く」
更にノズルがシッカリした作りになっていますので
これは製品劣化防止に(個人的な経験側に基づいてますが)かなり有利!

更に更に!
模型界の大御所、タミヤの製品ですから
「誰も」が「どこのどんなお店」でも入手しやすい!!

とまぁ~これがオカメが購入してみようと思った理由でして
使用感も「まさに自分の思っていたとおり!」でしたので
どれくらいテンションが上がっているかは想像に難くないかと思います (^^ゞ

ってことで、次は製品の「内容」を解説していきましょう。



まずは接着剤の粘度から。

左が市販の低粘度タイプ瞬着
真ん中が今回のイージーサンディング
右が市販のゼリー状瞬着

ここで粘度の違いを見てもらうため
垂らした瞬着に「伸ばしランナー」を刺してみました。

右のゼリー状は太めの棒を刺してもネバリで倒れることはありませんでしたが
こちらの製品はサラッとしてるので、細めの棒でもバッタンコ(汗)
う~~ん・・・・・・低粘度タイプよりは少し固め
いわゆる「普通の瞬着」位で、パテ的な厚盛りには少し向いていないかな?

硬化時間はかなり長め。
写真のように搾り出した「ダマ状態」ですと、かなり長時間その状態をキープします。
っていうか、一晩置いておいても完全硬化していませんでした(汗)

ただし硬化スプレーを使用することによりかなり時短が出来るうえに
薬剤使用による硬化後の硬さの変化も感じませんので
(製品によってはカチカチになったりする時があるんですよ)
硬化スプレーを使って薄く重ね塗りしたり
搾り出してしばらく放置→粘度が上がってから塗るようにしたりと
ちょっとした工夫で簡単に対応&応用することが可能です (^^ゞ



では次に一番重要な「使用感」を。

①まず接着剤として使ってみると

少量を接着面に付けて圧着すると
普通の瞬着か、それより微妙に遅い位の硬化時間
ん~~・・・・つまり「普通の瞬着」って感じですね。

②次に(オカメが一番期待していた)パテ的な使い方

今回、使用テストにピッタリの箇所がありましたので
そこに製品を使用してみたところ。
盛り付け時の良い点は
①粘性が低いので隙間に入り込みやすい
②透明なので気泡などの混入が分かり易い
悪い点は
①粘性が低いので厚く盛りにくい
②透明なので盛った量や表面の状態が確認し辛い

あはははは・・・・・ま、痛し痒しってところでしょうか(笑)

次に硬化スプレーで強制硬化させカッターで荒削りしてみました。

赤線から右の切削面を見てもらえば分かるように
硬化後の素材にも「柔軟さ(ネバリ)」がありますから
ガリガリッではなくススッと刃先が食い込む感じで
切断面の仕上がりはとっても滑らか♪

硬さはプラ素材と同じ位なうえに食いつきも良いため
キットの一部そのままを削っているような・・・と言えば分かり易いかな?
ちなみにカットしてペロンとめくれた部分が赤線から左側に写ってるんですけど

(;^_^) ・・・・透明だからチョッと分かりにくいですね


荒削りの後はペーパー掛けで表面を均してみました。

削れ具合は、さすがに「それを目的に作られた製品」なだけあって
まさにプラ素材そのままを削っている感じです。

硬化後に硬くなる瞬間接着剤だと
上手く削らないと段が出来てしまったりするのですが
ごらんの通り、今回は簡単に「キレイな平面」を出すことが出来ました♪

また、先に述べたように空気や異物の混入を防ぎやすく
更に液体が固まった状態ですので表面はツルッツル
後から溶きパテなどで処理をする必要が無いってのも良いところですね。

さて総評です

このイージーサンディングという製品
ぶっちゃけて言うと「ただの瞬間接着剤」なのですが(笑)
その特性を上手く利用することにより
接着剤としてはもちろん、時には速硬性のパテとして
プラモ製作時の強力な時短アイテムになりえる製品だと思います。

ただ、小さい隙間や段差修正にはピッタリなんですけど
多量に必要になってくる場面にはチョッと向いていないと感じましたので
そういう修正が必要な箇所は「適材適所」
普通のパテを使ってやるのが吉でしょうね (^^ゞ

ま、人によって様々な製作手法がありますので
オカメがプラスに感じたことがマイナスになったりもするわけで
そのあたりはこの記事を読まれた方が御自身で判断してくださいませ

ヾ(o゚ω゚o)ノ゙ ってことで、バ~イ♪


2017年9月6日水曜日

1/72 ハセガワ VF-31Aカイロスのファーストレビュー・・・的なもの (^_^;)

2017年8月末、昨年放送されたマクロスの最新作
「マクロスΔ(デルタ)」に登場する機体「VF-31Aカイロス」が
株式会社ハセガワより1/72スケールで発売されることになりました。

実は6月に主人公の搭乗機であるVF-31J型が発売されていたのですが
正直、本編の方がチョッと残念な感じだったので(汗)
J型は思いっきりスルーしちゃってたんですよね (^_^;)

でも今回発売された一般機のA型は・・・・・





劇中での活躍は殆ど無かったにもかかわらず
機体デザイン&カラーリングが凄く良かったってことと
ハセガワさんのマクロスシリーズだってことで!
ハセガワさんのマクロスシリーズだってことで!
ハセガワさんのマクロスシリーズだってことで!
(大事なことなので3回書きました(笑))
速攻で購入しちゃったんです (^^ゞ

で、とりあえず購入はしたけれど
作るのは先にしようかなぁ~なんて思ってたところ
箱を開けてパーツを見たら

ヽ(*`Д´)ノ ビビビビビッ!!!!!

あははははっ
オカメのハートにズッキュ~~ンときましたので
このキットのファーストレビューをやっちゃいます♪

今回は画像クリックで1024×768サイズが見れるようになってます



まずはボックスアート!

同社マクロスシリーズでお馴染み
天神 英貴氏によるイラストが・・・・ステキ♪

ステキよっ!お客さぁぁぁ~~~ん!!



箱をあけて中を見てみると・・・・・

う~む、けっこう~ドッチャリとパーツがありますね (^_^;)

でもバンダイ製品のように可動を狙った設計ではなく
あくまで機体形状の再現によるものや
バリエーション展開を狙っての分割ですので
オカメ的には問題無し・・・・・というか

( ̄∇ ̄) むしろウェルカム!!!!!

ま、写真を見てもらえば分かるように
小さいパーツはそこそこありますが
肝心の機体自体は大きく一体成形されていますので
それほど手間は掛からないと思います。

というか、仕上がりに影響してくる「精度の高い組み立て」を
楽~に出来そうな+点の方が大きいかな?



デカールは、カルトグラフではありませんが
大判でシルク印刷の良さげな品が付属。

キャノピー等のクリアパーツは
透明度の高いプラ&磨きこまれた金型でビッカビカ♪

飛行機モデラーのオカメとしては
ここがダメだと一気に萎えちゃうんですよね~ (^^ゞ



さて、それではパーツを切り出して仮組みしてみましょう。

パチン、パチン
・・・・・ムムウッ (^_^;)

なんか素材のプラが、同社の昔のキットに比べると
少し柔らかい感じがします。

と言ってもブヨブヨした樹脂みたいな感じではなく
あくまでプラとして柔らかさなので
加工性とかを考えれば、これは好ポイント♪

ゲートは「あ゛っ?パチ組み?なによそれ!」って感じで
アンダーゲートとかはまるで無し(笑)
ただ、出来るだけ組み付け時に内側に収納される位置にもってきたりと
多少はそういうことに配慮した設計はされています。

表面に施されたスジボリは細すぎず太すぎず
まさに「航空機模型的な仕様」なっておりまして
この辺は「さすがハセガワは分かっとる!」って感じかな (^^ゞ

ただ、写真のように箇所によって浅い所があったりするのが
まぁ~ご愛嬌・・・・というかなんというか(笑)
ただ、柔軟な素材のうえに「そこそこの溝」は残ってるので
彫り直しは楽そうかな?



細かい部分の形状とか作りは
ご覧の通り・・・・かな~~~~り良い感じです♪

さらにパーツの精度も良好なので
シッカリと位置を合わせを行い流し込み接着剤をチョンとやるだけで
カッチリとした仕上がりにすることが出来そうですね。



キャノピーは薄すぎず厚すぎずで
強度と見栄えのバランスがちょうど良い感じになっています。

また、VF-1のようなバブルキャノピーではありませんので
パーティングラインの処理をしなくて良いってのも
作る側からするとチョッとラッキー (^^ゞ

もちろん写真のように、機体側とのフィッティングもバッチリ!
飛行機モデルに慣れていない方にとって
ここの作りが良いっていうのは
凄~~~~~~~くありがたいんじゃないでしょうか♪



次に、カナードの取り付けがピン&ホールではなく
タブ&スロットになっているのもオカメ的には超高ポイント!

可動状態の再現とかには不便になりますが
そこまでやるような人は自分でなんとかするでしょうし(笑)
それよりも、こういう微妙な部分が
だれでも、簡単に、間違いなく(取り付け角度等)、高強度で
作れるというのは凄く良いことだと思います (^^ゞ



あと、ノズル周りもかなり良い感じになってます
ごらんのように簡単に組み立てて
しかもカッコ良く仕上がるようになってます♪

VF-25はノズルに付く足首のカバー部分が
ファイター形態時に不自然で凄くかっこ悪く
以前、同社の25を作った時に
「なんでハセガワ・アレンジにしてくんなかったのかな~」
なんて思ったものですが・・・・・(遠い目で)



あと、VF-31って胴体中央部が脱着式のコンテナになってんですね

このキットでも写真のようにコンテナが差し込みになってるんですけど
中々面白い構造・・・・・っていうか

(;^_^) やっぱ河森正治氏は凄いわ



さて、個々のパーツや作りに関しての説明はここまでにしておきまして
ここで全体の構造を掲載しておきます。

写真のように、胴体、左右エンジン部分、ノズル等々
ある程度分解した状態で個々に作業を進めることが可能な構造は
製作する側にとっては大きなメリットになりますね

さらにパーツの精度が高いので、ある程度作りなれた人でしたら
かなりサクッと完成させることが出来ると思います♪

さぁ~それではこれらのパーツを合体して
完成時のスタイルを見てみましょう (^^ゞ











ぬうぅぅぅぅっ・・・・・

(;^_^) か・・・・・カッコエエやないかい!!











仮組みをしている時には
機首周りのボリュームが不足しているように感じたんですけど
キャノピーを取り付けると違和感が薄れる・・・・といいましょうか(汗)
意外と悪く無い雰囲気になりますね♪

でも、まぁ~・・・・・・
個人的にはもうチョッと大きめにアレンジして欲しかったかな (^^ゞ


メーカーの完成作例を見たとき
機首先端部分の「上ゾリ形状」が少し気になったのですが
「組み立てた立体の機体」を「肉眼」で見ると
全然悪くないんですよね、これが (^_^;)

これはメーカーのカメラマンさんが悪いってんじゃなく
「そういう風に写ってしまう形状」が原因のようでして
オカメも自分で現物を撮影してビックリしてしまいました(汗)

ほら、「写真」って凄く上手に嘘をつくでしょ?
ようはアレの逆ってこと
でもね・・・・・
これは実物を見ないと分かりませんから

(*^ 3 ^)b ヘイ!YOUも買っちゃいなYO!!




YF-21の香り漂うデザイン!
クゥ~~~ッ
現用ステルス機っぽさがムッチャカッコイイですね (^^ゞ

さて、とりあえずこれにてファーストレビューは終了です。
本格的に作業を行う前なので細かい所の紹介は出来ませんでしたが
パーツの状態とか組んだ時のシルエットとか
そういったキットの雰囲気的なものはお伝え出来たんじゃないでしょうか。

で、とりあえず仮組みしたオカメの感想はと言いますと

チックショォ~~~~ッ
ハセガワめぇぇぇ~~~~~っ・・・・・・

ヽ(*`Д´)ノ やっぱハセのマクロスシリーズは最高やんけっ!!

あっはっは
これこれ、これですわ(笑)

さらにさらに!
VF-25の時と違いアニメの製作段階から関わっていたからか?
25系より気合の入った作りになっているような気もする
(オカメの勝手な思い込みでしょうけど(笑))
各種のVF-31系キット!
オカメと一緒に皆さんも作ってみませんか?

(●^o^●)凄く良く出来たキットですぞぉぉ~~~~っ♪

2017年8月17日木曜日

17/08/17の更新分 第3スチラドゥ 完成

「マギツより発進」
「目標まで あと0、2、」






「眼を開け 上空に敵機!」



ギュオォォォォ~~~~~~~ンンンン



あっはっはっは
知らないひとには「なんのこっちゃ?」ですが
オネアミス好きなら感涙もののはず(笑)

そう!あの第3スチラドゥの



(*`θ´*)/ 完成なのであります!

劇場公開から30年!
まさか・・・まさかプラモが発売され
しかもそれがオカメの大好物
72スケールで作ることが出来ようとは!

ううう・・・・
プラムさん・・・・・ありがとう!!

バンダイ製キットのような感じになっちゃってる点が
オカメ的に少し残念とも言えるのですが
(ハセガワのVF-1みたいなのが希望だったので)
そこはそれ
違う方向性のキットとして見れば
十分以上・・・・というか
かな~~~~り楽しめるナイス!なキットでありました (^^ゞ



オカメは劇中のイメージでグロス仕上げにしましたが
面白い独特の機体形状をしていますので
フラット+ウェザリングで仕上げても楽しめそうですね。



次に複座の発売が控えていますが
やはりあの雲の上のシーンが印象深いので
次は飛行状態で完成させようか♪
と、思ったりしているんですけど・・・・・も

(;^_^) う~~ん・・・・どうしよっかなぁ~

え?2機買って両バージョンで作ればええやんって
な・・・・なるほど(汗)

2017年7月23日日曜日

オネアミス王国 空軍戦闘機 第3スチラドゥ のファーストレビュー的なもの (^_^;)

現在からちょうど30年前の1987年3月
日本アニメ史に残る大傑作(すくなくともオカメはそう思ってます)
「王立宇宙軍 オネアミスの翼」が劇場公開されました。

1990年代に社会現象を引き起こしたTVアニメ作品
「新世紀エヴァンゲリオン」を製作した「GAINAX」の処女作で
当時の新進気鋭クリエイター達の恐ろしいほどの熱意を感じるこの作品は
現在の目で見ても第一級・・・・というか
CG全盛の今ではもう作れない
まさに「オーパーツ」的な作品と言っても過言じゃないかと思います。

ちなみに、オカメもこの作品が超超超~大好きで
たびたびHPのネタに使わせてもらっている位なのですが
(雑記帳コーナーのオカメインコの翼(プロローグ)を参照)
特に好きなのが作中に登場する架空航空機のシーンでして
とにかく機体デザイン、作画、動き、雰囲気
全てがオカメの琴線にビンビンに響いて



と思っていたのですが
全くキット化される気配も無しに月日は流れ・・・・

が、しかし!

作品公開から30年たった今年(2017年7月)!!
「株式会社ビーエムオフィスエー」さんより
「PLUM」というブランド名で
な、な、なんと!!
「オネアミス王国 空軍戦闘機 第3スチラドゥ」が
1/72スケールでキット化されたのであります!!!!

ク・・・・クオォォォ・・・・・
まさかこんな日が来ようとは(泣)

このHPは実機のプラモがメインってことで
本来ならばこういうページを作らないんですけど
なにしろ物が物ですので今回は特別に♪
ファーストレビューを掲載させてもらいたいと思います (^^ゞ

注)途中に少し否定的な意見も入ってますが
オカメがどういう感想だったのかは
必ず最後まで見てから判断してくださいね



注)今回は1024×768サイズでアップしていますので
大きい写真で見たい方は画像をクリックしてください

まずは外箱
今回キット化されたのは単座の戦闘機型で
パッケージイラストは出撃準備中のシーンになっています。

上側が劇中の画面で、下側が・・・・・・
おそらくキットの写真をトレースした物だと思うのですが
ある意味「広告に偽り無し」と言いましょうか(汗)
上下に同じアングルで並べているので
似ていない部分がハッキリとしちゃってるんですよね (^_^;)

チョッと不安になってきましたが
とにかくフタを開けてみることにしましょう。



むむっ!
にぎやかな成形色だなぁ~ (^_^;)

で、中身を出してみると



パーツ割りはこんなふうになってます。

素材自体に着色してあり、無塗装でパチ組みしても
ある程度「見れる」ようになっているので
どちらかと言えばガンプラに近い感じかな

表面に施されているパネルライン等のモールドは
凹彫りになっているのですが密度は控えめで
幅は(スケールキットと考えれば)やや太めと言ったところ
ただ「彫り」は綺麗なので
ライトに製作することを考えた場合は、そう悪くない作りだと思います。

パーツ数は・・・・・多くも少なくも無しってところでしょうか
胴体とかの大きいパーツはザックリと一体成形になっていたりしますが
意外と細かい所が別パーツに分割されていたりして
けっこう精密感のある仕上がりになってくれそうな感じがしますね (^^ゞ


クリアパーツは前部風防と後部キャノピーの前後分割。

メーカーの試作品?写真では
前面の円形ガラスが小さく、凄く違和感があったのですが
発売にあたり改修されたのか?
こちらは少し大きめになっているような感じ♪

後ろのキャノピーは閉状態と開状態の2種が入っており
これまたオカメ的に高ポイント!

(●^o^●)こういう配慮って凄く嬉しいんですよ、ええ

スタンドは飛行状態展示用のゴッツイのが一つと
降着状態時に取り付け可能な
少し小さめの補助クリアスタンドが一つ

第3スチラドゥは脚が細いデザインになっていますので
この小さいクリアスタンドは
展示して飾る時の破損防止に大きく役立ってくれるでしょう。

説明書は一部カラー印刷な上に



注意点等もシッカリと書かれた
かなり理解しやすい構成になっており
更にポイントゲット♪

う~ん、いいじゃんPLUMのキット (^^ゞ


ではさっそく仮組みしていきましょう。

まず最初に行う&注意すべき点はパーツの切り離し
少しゲートがゴツイので、ニッパーで切断してから
カッターや薄刃ニッパー等で後処理と言う流れで進めていきましょう。

間違ってもグリグリとむしり取ったりしちゃだめですよ(笑)



あと、こう言った感じに
気をつけなくてはいけない部分が何箇所かありますので
組み立て前にシッカリと説明書を確認しておいてくださいね

さて、それでは切り出したパーツを組み立てつつ
オカメの感想を述べていきたいと思います


大きいメインパーツはスナップフィットになっているのですが
胴体部分に関してはピンの精度がカツカツになってるからなのか
そのままではスッと入っていきませんので
(無理やり押し込むと変形してしまいますので注意)
イラストのようにピン先端部分の面取りを行うか
ニッパー等で斜めにカットしてあげた方が良いかと思います。

個人的には斜めカットの方が楽で早いからお勧めなんですけど
やりすぎると勘合力がガクッと落ちてしまいますので
その辺は注意(自己責任)してくださいね

ちなみに
オカメは組み立て前の仮組み(後からバラして接着しなおす)なので
ピン部を殆どカットし、勘合力をかなり落とした状態にしています。

で、こうして胴体を組み上げた感想はと言いますと


まずフォルム的に気になるのが
胴体が太くてマッシブ過ぎる点

特にコクピットとエンジン周りがポッテリしすぎで
軽量な構造の機体に大馬力のエンジンを搭載した
劇中の、いかにも航空機然とした雰囲気がいまいち出ておりません(泣)

メーカーからの発売アナウンスを知り
試作品の写真を見た時から感じていた「コレじゃない」感・・・・

やはり製品版でも払拭することは出来ておらず
この段階ではチョッと心配になってました (^_^;)


その代わりと言っちゃーなんですが
主翼の形状は凄く良い感じ♪

少しモールドに大雑把な感じがありますが
まぁ~これなら十分及第点ってところでしょうか

さらに


主翼と先尾翼、垂直尾翼は写真のようにタブ&スロットになっており
はめ込みが少しキツメになっていますが
その分、差し込むだけで角度がピタッと決まって強度もバッチリ!

ここって意外とハードルの高い部分ですので
航空機のキットに慣れていない方にとっては
かなりありがたい作りと言ってよいかと思います (^^ゞ

パーツの精度的には全く問題なし!
合わせるだけで段差や隙間が殆ど発生せず
これはパチ組みだけで仕上げたい方
合わせ目消しまでやりたい方
どちらにも凄~~~くありがたい話ですね♪

で、組みあがった機体に
残りの小パーツを引っ付けていくと・・・・











(;^_^) いや、その・・・これはこれで悪くないですな、うん




巨大なパワーを受けとめる
二重反転式のプロップファンがイカスッ!!



ご覧のように、翼関係は
差し込むだけでピタリと決まって高強度!
これは凄くポイントが高いですね♪

個人的な意見として
チョッとボリューム過多な機首周りが少し残念ですが
複座への展開も考えられたパーツ割には
ワクワクさせられます (●^o^●)



機体はパチ組み、キャノピーのみ筆塗りで仕上げたい時は
調色して機体色を作るのが一番ではあるのですが
かなり難しそうなので(Mrカラーのみで申し訳ありませんが)
手持ちの色の中で近そうなのを選んでみました (^^ゞ

オカメ的には写真に写っている100番マルーンが
一番成形色に近いような感じ・・・かな?

これに30番フラットベースを混ぜてツヤ調整すれば
似たような感じに仕上がってくれる・・・・・かと思うのですが
実際に自分で塗装しているわけではありませんので
まぁ~参考程度ってことにしておいてくださいまし(汗)



降着装置(脚関係)は一部に接着が必要なので
今の段階では取り付けず
とりあえず付属のスタンドを使って
どんな感じになるのかだけつかんでいただけるようにしてみました。



クゥ~~~ッ
こいつぁ~楽しみです♪

それでは悪いと感じた点、良いと感じた点
現時点での総評と、3つ感想を述べてみたいと思います。

●まず個人的に悪いと感じた点
形状や表面のモールド等々、「バンダイ製キット風」になっており
思いっきり架空戦闘機になっちゃってます。

いや、第3スチラドゥはアニメに登場する架空戦闘機なので
それが正しいとも言われたら困っちゃうんですけど
そうとうに拘って作られたと思われる劇中の描写!
アレを見ちゃうと・・・・・ね (^_^;)

正直言って、航空機のキットに長けた株式会社ハセガワさんが
傑作キット「1/72 VF-1」と同じベクトルで
航空機としてガッツリ作ったキットが見て見たかったんだよなぁ

●次に良いと感じた点
キャラクター物として見た場合は
マッシブでカッコイイと思いますし
製作難易度を低く設定&高精度で作られているおかげで
パチ組み、塗装仕上げ、だれでも簡単に
この手ごろなスケールで製作出来るというのが
ムッチャ素晴らしいと思います!

たとえば、ハセガワさんが航空機的にアレンジして作ると
一般的な方には受けが悪くなる形状になっちゃいそうですし
なにより製作難易度が上がって(塗装や接着が必須)
だれでも作れるといったキットじゃなくなっちゃいますからね

●で、総評はと言いますと

良否で全然正反対の意見を出しちゃってますが(汗)
そこはスケールキットとキャラクターキットでは
求める方向性に違いがありますから
どちらもオカメの偽らざる気持ちでありまして

プラスマイナスで考えると
理想的であろうけれども出ないキットよりは
たとえキャラ寄りとは言っても(これはこれで良いんですけどね)
実際に形にしてくれたキットの方が価値は何倍、いや何十倍!
というわけで、このキットは

ヽ(*`Д´)ノ オカメ的ラブリーキットに決定~~~っ!

ま、こんだけ気合の入った(入りすぎ(笑))
ファーストレビューを見たらすぐ分かっちゃいますよね

パーツ割から複座も出るはずなので
(オカメ的にはこちらが本命!)
絶~~~~っ対に買おうと思ってます♪

あと・・・・・
出来たら共和国軍の新鋭ジェットと
水軍の艦上ジェットも出して欲しいなぁ~~~~
PLUMさん、こんだけ応援してんだから

ヽ(*`Д´)ノ 絶対にお願いしますよっ!!

最新の更新履歴

10.20 製作中にファインモールド製F-15Jを追加
12.07 製作中のバッカニア S.2C エリア88仕様を更新
11.25 製作中のバンパイア(空自仕様)を更新